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坪単価にはワナが潜んでる?予算オーバーにならないコツとは?

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こんにちは。山下です。

家づくりをする中で【坪単価】という言葉を聞いたことはありませんか?

「坪単価を確認すると建築費の目安が分かると言われているけど、
坪単価×坪数=建物金額と考えて大丈夫?」

これは大丈夫とは言い切れないんです。

【坪単価】は住宅メーカーを決定する上でとても大事なキーワードの1つです。
しかし、実は『坪単価』の正しい定義はないんです。計算方法も色々あります。
だから一言に『坪単価』と言っても気を付けないといけない事があります。

『坪単価』の意味をしっかり把握しなければ、
「坪単価から予想していたよりも実際の金額が高くなってしまった。」
という事が起こってしまいます。
今日は『坪単価』の仕組みと確認するコツについてご紹介します。

■坪単価に潜むワナとは?

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坪単価とは、「1坪あたりの建築費」の事です。
しかし、この金額を算出する方法は各住宅メーカーによって異なります。
ここで坪単価マジックが発生するのです。

坪単価マジックその①坪数の採用方法

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同じ物件であっても坪数の採用方法によって金額が異なります。
住宅メーカーによって次の2パターンがあるからです。
・「延べ床面積」で算出
・「施工床面積」で算出

「延べ床面積」には、ベランダ、小屋裏収納、地下室、玄関ポーチなどは含まれませんが「施工床面積」はそれらを含んだ広さになります。
なので「延べ床面積」の場合と「施工床面積」では坪単価が異なります。

なるべく坪単価を安く見せたいと思えば「施工床面積」で算出する場合が多いです。

坪単価マジックその②建築費の概念の違い

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坪単価は『建物の本体価格』から計算されます。
しかし、この『本体価格』も住宅メーカーによって定義が異なるので注意が必要です。

基本的には“建物自体の工事費”ですが、住宅メーカーによっては照明器具やカーテン、エアコンなどの費用も含まれている場合があります。一見、坪単価が高いと思えても照明家具などの設備が含まれていて総予算では安い場合もあるので気を付けましょう。

■失敗しない坪単価の確認方法とは?

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ここまでの仕組みをみると
「坪単価って色々算出方法があって難しい。坪単価って参考にならないの?」
そう思ってしまうと思います。確かに参考にならない場合もあります。

そう思う時には次のような質問をしてみましょう。
「●●坪(希望の坪数)で家を建てる時の標準的な総予算はいくらですか?」

そうするとその住宅メーカーで家を建てた時の金額の目安が分かります。

住宅メーカーの営業担当に希望の坪数を伝えて見積りをもらうといいかもしれませんね。

家づくりサポーター 山下

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山下 美月

熊本出身、熊本在住。2019年に広告代理店から住宅会社へ転職。現在は住宅展示場の販促を担当。一人暮らしをきっかけにホームセンターや雑貨屋へ通うのが楽しみ。住宅に興味を持ち始めたが、予想外に親から分譲マンションを譲り受けることになり早期断念。最近の悩みは名前(女優の山本美月さんと同名)のせいで高確率で“山本さん”と呼ばれる事…私の名刺ちゃんと見てますか??涙