こんにちは。山下です。
「子供部屋の広さはどのくらいがいいの?」
注文住宅の間取りの打合せで、悩むポイントの1つが子供部屋の広さです。
そんな時によくあがる疑問があります。
「インターネットや雑誌で4.5帖の子供部屋をよく見るけどどうなの?狭くて不便じゃないの?」
子供の頃、私の部屋は6帖でした。
同じように6帖以上の部屋で育った方は、4.5帖の子供部屋は狭くて不便と感じるかもしれません。しかし、子育て世代には4.5帖程度の子供部屋をおすすめします。
今日は、4.5帖など小さい子供部屋のメリットをご紹介したいと思います。
■メリット①子供がリビングに居る時間が長くなりコミュニケーションが増える
4.5帖は部屋にベッドを入れるとそれだけで部屋のスペースの大半を占領する広さです。子供が部屋にいると少し窮屈に感じ、自然とリビングで遊んでくれるようになります。また、最近ではリビングで勉強する家庭が増えてきて子供部屋に学習机を置かない家庭も多いです。それにより、リビングで子供と過ごす時間が増えます。
■メリット②他の部屋にスペースを充てる事ができる
子供が家で過ごす期間は10年~15年くらいです。
例えば、今5歳の子供が18歳で独立すれば13年しか子供部屋を使いません。その後、部屋を使う機会は少なくなります。平屋の場合であれば、子供部屋を小さく設定するとその分リビングなど他のスペースを広くする事が出来ます。リビングが広くなると人数が多くても窮屈に感じません。よって、家族が集まりやすくなりコミュニケーションが増えるというメリットも同時に発生します。2階建てであれば、子供部屋を小さくした分のスペースを家事室やフリースペースにしたり、1つ収納を増やす事ができます。
■メリット③片づけをするようになる
広い部屋であれば物が沢山あってもそんなに気になりません。しかし、狭い部屋であればさらに狭く感じるので余程散らかっているのが好きでなければ、自発的に片付けするようになります。さらに、日常的に片付けをするので片付けが上手になります。
いかがでしょうか。
子供部屋を小さく設定すると次のような3つのメリットがありましたね。
●子供がリビングに居る時間が長くなりコミュニケーションが増える
●他の部屋にスペースを充てる事ができる。
●子供が片付けをするようになる
実際にどのくらいの広さなのかはこれだけでは分からないですよね。
広さを体感したいという方は住宅メーカーの完成見学会に行く事をおすすめします。
完成見学会では実際にその住宅メーカーで家を建てた方の家なので
子供部屋を見学する事も出来ますし、広さも体感する事ができます。
是非、参考にされてくださいね。
家づくりサポーター 山下