こんにちは。山下です。
土地を探していると、こんな場面はないですか?
立地も良い、環境も良い分譲地。
分譲地だといくつも区画がありますが、
広さや形、道路の方角等々、ちょっとずつ
その条件が違いますよね。
さらに情報を確認してみると1つだけ価格の高い土地が。
おそらくそれは“角地”です。
では、何故角地が高いか分かりますか?
そもそも土地というのは、相場よりも安く売られていることはほとんどありません。
高い土地には高い理由があり、魅力があるから人気です。なのでそんな土地はすぐに売れてしまう事が多いんです。
では一般的に価値が高いと言われている“角地”。
そのメリットをご存知ですか?
実は“角地”には様々なメリットがあります。
今日はそんな“角地”の魅力についてご紹介したいと思います。
■角地とは?
2方向を道路に囲まれている土地の事で、区画の角にある場合が多いです。
土地の2方向が道路なので一般的に開放感があります。
■角地に家を建てるメリットとは?
角地に家を建てるメリットは4つです。
【メリット①】日当たりが良い
角地は土地の2つの面が道路に面しています。
ですので、角地以外の土地よりも日光に遮られることが少ないです。
それにより採光や通風に優れています。
【メリット②】間取りの自由度が高い
一般的に家の玄関は、土地が面する道路側に作られることが多いです。
角地の場合は面する道路が2つあるため、
玄関を作る面は2方向から選ぶことが出来ます。
そのため、玄関の位置によって部屋や駐車場などの配置場所も選ぶことが
できるので、間取りの自由度が高いです。
【メリット③】防犯に有利である
角地は土地の2方向が開けているため、道路から家が見えやすいという特徴があります。
よって、周囲から見つかりやすいので空き巣が入る可能性が低く、防犯に繋がります。
【メリット④】建ぺい率が10%加算される
建ぺい率は敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合の事です。建築基準法によって用途地域が定められており、用途地域ごとに建ぺい率が決まっています。角地の場合は、定められている建ぺい率に10%が加算されます。ただし、自治体によって建ぺい率の10%緩和の条件が定められているので確認してみましょう。
■気を付ける事とは
角地には4つのメリットがあることを知って頂けたでしょうか。
家を建てる際、角地はとても魅力的ですが、
購入する前に次の2点を理解した上で進めてください。
① 固定資産税・都市計画税が高い
一般的に角地は価値が高いとされており、価格も高いことが多いです。
よって固定資産税・都市計画税も高くなります。
② 暑さ対策が必要
角地は日当たりが良いというメリットがあります。
その分、日光が当たることで暑くなりやすいので暑さ対策が必要です。
いかがでしょうか?
角地は日当たりが良く、間取りの自由度が高いため、家の間取りにこだわりたい方におすすめです。また、建ぺい率が10%加算されるので狭小地に家を建てるときにも
適しています。もし、“角地”の魅力に共感されたら検討してみる事をおすすめします。
是非、参考にされてくださいね。