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家を建てるための土地購入の最適なタイミングとは?

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

あなたの家づくりはどれくらい進んでいますか?実感されていると思いますが、家づくりはやることがたくさん。土地探しや住宅会社選びから始めて、住宅会社が決まったと思ったら次は間取りなどの打ち合わせが始まります。

家づくりは一生に一度のことだけあって、初めてのことに集中して取り組まないといけません。土地購入もそうです。実はこの土地購入、その「タイミング」がとても重要です。

住宅会社を決める前に土地だけを購入しようとすると、思わぬ出費を強いられたり、家づくりが思い通り進まないこともあるからです。今日は、土地だけ先に購入しようとする場合の注意点と、最適な土地購入のタイミングについてご紹介します。

土地だけ先に買う際の注意点とは?

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家を建てる時に土地購入だけを先に行う場合の注意点をまとめました。

①様々な書類の提出が必要
不動産屋へ行って、気に入った土地を見つけたとします。「ここに家を建てようと思うのでこの土地を買います」と言って銀行へローンの融資を申し込みに行ったら、ローンは借りられるでしょうか?

答えはノーです。家を建てる目的の土地購入でローンを借りようとする場合、建物の図面やその見積書がないと銀行はお金を貸してくれないんです。図面や見積書は住宅会社と打ち合わせをしないと銀行に提出できません。

つまり、不動産屋から土地を買ったとしても、建築を依頼する住宅会社との打ち合わせが必要になるということです。金融機関にもよりますが、「1年以内に建物を建てることが条件」というように、条件を設けているところもあるようです。

 

②つなぎ融資の金利は高い
注文住宅の場合、住宅会社に支払うお金は数回に分けて支払うのが一般的。しまし、住宅をーンは建物が完成しないと融資してもらえないため、完成までの間は「つなぎ融資」を利用することになります。

つなぎ融資は、土地だけ先に購入する場合に土地代金分の融資を受けることも可能です。これがあれば、売主に代金を払い土地だけ先に購入することができるんですが、住宅ローンより金利が高いのが注意点です。

1000万円の土地の場合で考えてみます。住宅ローンを借りられて金利1%の場合、1年間の利息は約54,000円。一方、つなぎ融資で金利3%の場合、1年間の利息は約16万円になります。同じ土地を買うのに、10万円以上多くの出費が必要に。

土地購入後、家を建てるまでの期間が空いてしまうとつなぎ融資の期間も長くなるためその分金利負担も大きくなってしまいます。つなぎ融資を利用する際に必ず確認しておきたいポイントです。

住宅会社を決めた後購入するのが最適

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このように、土地だけを先に購入しようとするのにはハードルが高いのも事実。こうした事態を避けるために最もおススメなのは、住宅会社を決めて住宅会社に土地を探してもらうことです。

住宅会社を決めた後に土地を決めれば、プランや見積もりなどの書類準備もスムーズに進みます。また、土地だけを先に購入する場合に比べて建物が完成するまでの期間を短くすることができ、つなぎ融資の金利負担を少なくすることも可能に。

住宅会社では、建物だけでなく土地探しも一緒にやってくれるところも多いです。家づくりを土地から進める場合は、まず住宅会社に相談してみるのをおススメします。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。