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高台に家を建てるときに知っておきたいメリットとデメリット

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こんにちは!續です。

この前テレビで世界の暮らしについて特集してました。今回はハワイの暮らしについて。ハワイと言えば真っ先に浮かぶのは「海」かもしれませんが、火山で出来てるから高台もたくさんあるようです。高台から太平洋に沈む夕日を見るのはすごくロマンチック。泳ぐだけじゃないハワイの魅力を紹介してました。

日本でも高台の海が見えるところに家を建てることはよくありますよね。新しい分譲地の情報を見ていると、平野部の平らな土地を造成して宅地にしているところもあれば、小高い丘や山を切り開いて宅地を造成しているところも。高台は眺望の良さの他にもたくさんのメリットがある一方、事前に知っておかない後悔するデメリットもあります。今日は高台の土地に家を建てる際のメリット・デメリットを紹介します。

高台のメリット

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メリット①眺めがいい

平地だとビルやマンションが近くに建ってしまうことがありますが、高台だとその可能性は低いです。だから、眺望の良さはメリットの一つ。窓を広く取ったりバルコニーやテラスを作れば、開放的な空間を作ることができます。また、周囲を遮られることが少ないので日当たりも良好なケースが多いです。

メリット②風通しがいい

平地に家を建てる場合も、1階より2階の方がよく風が通りますよね?それと同じで高台は風通しがいいことが多いです。街中と違って自然の風が入ってくるので気持ち的にも落ち着きます。これも周囲に遮るものがないことのメリットと言えそうです。

メリット③騒音が少ない

高台には基本的に大きな道路が通っていることはなく、車通りは少ないです。その地区に住む人の車の行き来が中心になります。そのため、比較的騒音が少なく静かに暮らせる環境です。落ち着いた環境で暮らしたいという方におススメです。

高台のデメリット

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デメリット①移動が大変

高低差があるため、徒歩や自転車での移動には心の準備が必要です。坂の程度にもよりますが、ベビーカーを押して歩いたりするのは大変な場合も。また、歳をとって足腰が衰えた場合はより心配かもしれません。車があったとしても、日々坂道の昇り降りを繰り返していれば燃費が悪くなってガソリン代に多くのお金がかかることも。移動にかかる負担が平地とは大きく違うってことは、事前に知っておくべきポイントです。

デメリット②買い物が不便なことが多い

高台は住宅地になっていることが多く、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどのお店がないことも多いです。そのため、高台に家を建てたら車は必須と言っていいでしょう。昼食や夕食のたびに買い物に出ると、車の使い方としても経済的ではないので買い物はまとめ買いしておくなど、効率よくできる工夫をすることが必要と言えそうです。

デメリット③水圧が弱いことも

平地では特に気にならないですが、高台は水圧が低いところも多いので注意が必要です。渇水時に水圧制限が実施された場合シャワーなどの水圧が下がることもあり、日常生活に影響が出る場合も。また電気で水を高台に上げている場合は水道の基本料金が高く設定されているケースも。水道は毎日使うものなので、住みたい場所の水道がどうなっているかは必ず事前にチェックしましょう。

まとめ

高台は開放感があり、静かな環境で暮らすことができるので人気があります。一方で、事前に確認すべきこともいくつかあります。家族構成やライフスタイルに合わせてメリット・デメリットを検討してみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介
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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。