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土地の値段は4つある?購入前に絶対見るべきなのはこれ!

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こんにちは!續です。

最近私の担当する業務の中に、「土地の販売」が加わりました。販売と言っても、私がお客さんに直接売るわけじゃありません。ホームページや土地情報サイトに掲載して、土地探しをしている人に発信るのが私の仕事。

いろんな土地サイトを見ましたが、どのサイトも一番目立つように書かれているのは土地の値段。利便性も大事ですが、高い買い物なのでまずは値段を見てしまいますよね。土地サイトに掲載されている土地の値段は1つだけですが、実は土地の値段には「一物四価」という言葉が存在してます。

1つの土地に対して4つの異なる価格が存在しているという意味です。普通はものの値段って1つだけですよね?4つ存在しているとはどういうことなんでしょう?今日は4つの土地の価格と、その使い分けについてご紹介します。

4つの価格とは?

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土地には4つの価格があるとお話ししましたが、4つの価格にはそれぞれ意味があって、何を知りたいかによって4つの価格の使い方が変わります。

①公示地価/基準地価
土地を買いたい、と思った時に参考になるのが公示地価です。公示地価とは、国土交通省が定めた標準地の1㎡当たりの価格です。1月1日を基準に国土交通省から毎年3月下旬に発表されます。国が発表する公示地価の一方で、都道府県が発表するものが基準地価です。

7月1日を基準に9月下旬に発表されます。データ元は国と都道府県で違いますが、2つの価格を知ることでその土地の価格が上がっているのか下がってるのかの推移をみることができます。

また、土地購入後は資産価値を見る指標として使うこともできます。公示地価や基準地価は土地取引の指標として多く用いられていて、信頼度は高いです。一方、すべての土地の価格ではなくあくまで基準地の価格のため、基準地以外は補正が必要となります。

②実勢価格
実勢価格とは、実際に取引される価格のことです。売り手と買い手が合意して取引をした価格なので、実情に即したものと言えます。一方で、取引数自体が少ない場合はあまり参考にならないことも。1件だけ見て判断するのは危険かもしれません。

また、実勢価格はあくまでその時の取引価格であって、将来もその価格で取引されるとは限りません。土地の取引情報は国土交通省のサイトから確認することができます。
「国土交通省 土地総合情報システム不動産取引価格情報検索」

③相続税路線価
これは、相続税や贈与税算出の際に基準になる価格です。親族の土地を相続したり、土地を贈与される場合に参考にする指標です。所有している土地が接している道路の1㎡あたりの価格に、土地の面積を掛け合わせて相続税や贈与税計算時の評価額を算出します。

④固定資産税評価額
固定資産税、都市計画税、不動産取得税、登録免許税など、土地に関する税金を計算する際のもととなる価格です。あくまで固定資産税を算出するためのものであって時価ではありません。しかし、固定資産税が毎年いくらかかるのか、参考にすることができます。

公示地価と実勢価格の差が出る理由

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公示地価と実勢価格はともに土地の相場を知るために参考になるデータですが、金額に大きな違いが出ることも。公示地価は年に一度、1月1日時点でしか更新されませんが、実勢価格は日々変わります。しかも、公表されるのは7月下旬。

年のはじめは公示地価と実勢価格が近い数字でも、取引状況や金利、周辺環境の影響などによって実勢価格が変動することがあります。実勢価格が変動しても、公示価格は次の年まで変動しません。公示価格は実勢価格を後追いする形になることが多いです。2つの価格に差が出る理由はここにあったんです。

土地購入の際は、不動産情報サイトの価格を参考に住みたいエリアを探すのも一つの方法です。しかし、今日ご紹介した公示地価や実勢価格も土地の相場を知る信頼度の高い指標になります。住みたい場所の値段がわかれば、人気の場所なのかどうかも知ることができます。ぜひ一度、参考に見てみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。