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高低差がある土地に家を建てるときに注意すべきポイントとは?

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こんにちは!續です。

小学校の時、社会でこんな問題ありませんでしたか?

「日本では山地と平地、どちらが面積が広いでしょう?」

答えはもちろん山地ですよね?割合としては山地が約75%、残り25%が平地と言われています。山地じゃないにしても、ちょっとした小高い丘があるのが日本の土地の特徴です。だから、平地だけでなく小高い丘の上に家が建っているのもよく見る光景。新しい住宅地も、坂を登ったところに作られるケースは多いです。

一般的には、高低差がある土地に家を建てる場合は「擁壁(ようへき)」というものを設置します。擁壁とは宅地を造成する時に土砂が崩れるのを防ぐために設けるコンクリートやブロックでできた構造物のことです。あなたもきっと見にしたことがあるんじゃないでしょうか?

高低差がある土地に家を建てようとする場合、この擁壁は要チェックポイントです。実はこの擁壁のせいで追加で数百万円の追加費用がかかる場合があるんです。今日は、高低差がある土地に家を建てる場合にチェックすべきポイントについてご紹介します。

チェックポイント①「不適格擁壁」

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高低差がある土地の場合、擁壁は必ずと言っていいほど必要です。高さ2メートルを超える擁壁を作る場合、建築基準法で確認申請をすることが義務付けられています。しかしここに問題が。

建築基準法施行前に築造されたものや、確認申請をしてないものなどが存在しているんです。こうしたものを「不適格擁壁」と言います。かなり古いものもあるため、倒壊の可能性があってとても危険です。重要事項説明書に擁壁についての記載がある場合もありますが、もしない場合は不動産業者や住宅会社に調査してもらって下さい。

擁壁にひび割れがないか、傾いていないかなど、目視で確認できる部分は自分の目でも確認してみましょう。

もし問題があったら

調べた結果、擁壁を補強したり新たに作り変えたりする必要があるケースもあります。その場合は数百万円の追加費用がかかるケースもあるので注意が必要です。また、崖地条例や宅地造成規制法などの制限を受け、建物を崖地から一定距離空けたところに建てないといけないかもしれません。その場合、建築面積が少なくなってしまい、建てたい家が建てられないということが起こる可能性があります。

チェックポイント②盛り土

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高低差がある土地のチェックポイントは擁壁だけではありません。造成方法もチャックポイントの一つに挙げられます。

土地を造成する方法として盛り土と切り土があります。盛り土は土を盛って造成することで、切り土は土地を切り開いて造成することなんですが、一般的に盛り土は切り土に比べて地盤が弱いとされています。がけ崩れや地滑りなどの危険性あるとされてるんです。

ただし、すべての盛り土が危険というわけではないので、一度ハザードマップを確認してみてください。国土交通省のホームページから見ることができ、その土地にどんな危険があるのかを知ることができますよ。

まとめ

高低差がある土地はよく見かけますが、古い土地ほど要注意です。事前に不動産会社や住宅会社に擁壁や地盤の状況を調べてもらうことをおススメします。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。