イエスタ

家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

メニュー

土地探しがなかなか進まない理由。判断基準=先入観が原因かも

stop-sign-744192_640
こんにちは!續です。

「もう何年も探してるけど、なかなか希望する土地が見つからない」
これってよくある話です。
・学校までの15分以内で行けない
・土地の形が四角形じゃない
・南向きの土地じゃない

あなたの希望する条件に合わなくて、却下されてる物件がいくつかあるかもしれません。

自分自身のしっかりとした判断基準に基づいて決断されるのはすごくいいことです。だって、そうじゃないと何を基準に判断したらいいかわからなくなりますからね。

でも一方で、その基準が「あなたの先入観」に従って出来ているとしたら…もしそうなら、ほんとはあなたの希望に近い物件なのに見逃している可能性も。その結果、何年も土地が見つからないのかもしれません。一度先入観を持ってものを見てしまうと、それをひっくり返すのはなかなか難しいもの。

今日は、土地探しを妨げているかもしれない先入観が生まれる理由と、その対策をご紹介します。

土地探しを妨げる先入観

woman-687560_640

①自分が経験してきた環境が基準になっている

先入観が生まれる理由は、自分自身の経験によるものが多くを占めます。例えば、子どもの頃通った小学校までの距離が徒歩10分だったら、それが一つの基準となります。その結果、土地情報の「徒歩20分」という表記を見ると、その時点で候補から外れてしまうことも。

でも、よく考えてみると、確かに学校は遠いより近い方がいいですが、徒歩20分って客観的にみるとむしろ学校までの距離は近い部類に入る場合も多いです。徒歩20分という条件だけで見限ってしまうと、その他のメリットを失うことも。例えば、実際に行ってみると希望するエリアでは徒歩20分の距離が一番同年代の子どもが多くて安心できる場所っていうこともあるかもしれません。

生まれ育った環境がひとつの判断基準になるのは仕方がありませんが、それだけに左右されるのではなく客観的に見る目を持つことも大事です。

②ウワサ話を判断基準にしている

先入観を持ってしまう理由でもうひとつよくあるのが、誰かが言っていたうわさやネットでの口コミで判断すること。これを判断基準にすると土地探しを失敗する可能性大です。特にネットの口コミ情報は匿名で、情報の出所はわかりませんし真偽も不明。

自分が過ごした環境を基準にするならまだしも、こうした情報で実際に物件を見ていないのに選択肢から外してしまうのはもったいないです。これを繰り返すと、実際に見る前から選択肢は減っていって、なかなか土地が決まらない…という事態に陥ってしまいます。

先入観を排除する方法

ed8b4aa895d81ccac167b87fd8f04208_s
先入観を持ってしまうと、せっかくあなたの希望に合いそうな候補も最初から排除されてしまいます。一度持ってしまった先入観は、自分ではなかなか取り除けなくなります。希望条件を挙げてみて、なぜそうじゃないといけないのか自分自身で突き詰めて行けば先入観に気付くこともあるかもしれません。

でも、それってなかなか大変な作業です。だから、そうならないようにするには不動産会社や住宅会社などの外部の専門家の意見を聞いてみてください。特に、家を建てるための土地探しなら住宅会社がおススメです。

住宅会社は家を建てる土地探しのプロ。なぜその条件が必須なのか、なぜここじゃダメなのかなどを確認しながら、あなたとは別の視点で客観的に提案をしてくれます会社もあります。たくさんの建築実績がある会社なら、それだけノウハウや相談実績も多数。あなたが気付かなかったところも見てくれて、客観的にその土地のメリットが見えてくるはずです。

なかなか土地が決まらないと思ったら、ぜひ住宅会社へ相談してみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介
土地探しバナー

續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。