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造るか、買うか!?土地付一戸建て(建売住宅)のメリットとデメリット

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こんにちは!續です。

マイホームを持つには、2つの方法があります。ひとつは土地から探して家を建てる方法。もう一つが土地と建物をセットで買う方法一般的に建売住宅と言われるものです。

最近は建売住宅に特化して販売している会社もあり、建売住宅を買ってマイホームを実現する方も多くいらっしゃいます。建売住宅の場合、購入前に土地と建物の価格がわかるので予算が立てやすいなどのメリットもあります。一方で、あらかじめ大枠が決まっているゆえにデメリットと感じてしまうことも。

今日は土地と建物をセットで買う場合のメリットとデメリットについてご紹介します。

金額がわかりやすい以外にも…建売住宅のメリット

売却 査定 不利
先ほどお話しした予算が立てやすいこと以外にも、例えばこんなメリットがあります。

☑気に入れば即入居できる

土地を探して、その後住宅会社と打ち合わせをして引っ越し…となると、1年以上期間が必要なこともしばしば。実際に気に入った物件を見つけて契約し、入居するまでは約3カ月ほどでできます。

☑実際に建物を見て購入するかどうか決められる

その物件を気に入るかどうか、実際に見てから購入を決められるのもメリットの一つです。ただし、完成する前に売り出している場合もあり、その場合は完成予想図などを見て決めることになります。なので、必ずしも購入前に見られるというわけではありません。

☑複数区画分譲されていることも多く、同世代の人とコミュニティを作りやすい

建売分譲地の場合、その区画だけでなく複数区画分譲されるケースがあります。その場合、ほとんど同じ時期に引っ越してくるので近所付き合いしやすい環境にあります。これは、一般の土地のみを分譲するケースにも同じことが言えます。

デメリットとは?

住宅営業 やってはいけない

☑交通が不便な場合が多い

建売住宅の場合、まとまった敷地が必要なので比較的土地に余裕のある郊外エリアが多いようです。その結果、駅や学校まで遠い…ということもあるので注意してみる必要があります。

☑不満点があっても変更できない

建売住宅を買うということは、完成した「モノ」を買うということ。だから、間取りや設備に不満点があっても変更することはできません。細部まであまりこだわりがない人に向いていると言えます。

☑建築中に自分でチェックできない

建売住宅の場合も、注文住宅と同じように法律を満たした書類や許可を得て建築します。しかし、注文住宅の場合と違って、施主さんがときどき見に来たりするということはありません。途中の進捗を自分の目で確認することができるかどうか、これは大きな違いになります。建売住宅の品質が悪いわけではありませんが、施主さんが見に行く方がより緊張感を持って仕事ができるようです。

いかがでしたか?

建売住宅を購入するということはイチから家を作るのではなく、出来上がったものを土地も含めて買うということです。その土地も建物も両方が気に入ったという人には向いていますが、希望する場所で自分オリジナルの家づくりをしたいという人には不向きです。家づくりの選択肢に建売住宅があるなら、以上の点に注意してみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。