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広告を出す前に分譲地の半分が売約済!?成功した人が実践した秘訣とは?

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こんにちは!續です。

私は住宅会社の販促担当。こうしてブログを書いてネットで情報発信したり、展示場でイベントを企画したりしてます。こう聞くと、一日中パソコンに向かってるのでは、と思われがちですが、意外とそうでもないんですよ。週の半分は住宅展示場へ行って、営業といろんな企画の打ち合わせをしたりしてます。

これは先日打ち合わせが終わって展示場スタッフと雑談していた時に聞いた話。

「○○に今度できる分譲地、まだ広告とか出てないけどもう半分売れたみたいよ」

詳しく聞いてみると、そのスタッフがお客さんの土地探しをしていて見つけた土地とのこと。そこの半分の区画を個人の方がすでに予約されてたってことなんです。

現地の看板もネットにも情報が載っていない土地が、売れている。実は、条件のいい土地ほどこういうことがよくあります。この理由、あなたは何だと思いますか?

土地を予約した人がやっていたこと

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土地探しの方法にはいくつか方法があります。その中で一番簡単で手軽なのはネットで探すこと。誰でも簡単に住みたいエリアの相場もわかるし、物件数がどれくらいあるのか見当をつけることもできます。ほとんどの人がネットで土地探しを始める一方で、実はこんなことも。

それは、土地探しがネットだけで終わっている、ということです。ネットに載ってないから住みたいエリアには土地がない、とあきらめてる人が多いんです。ネットは手軽に誰でも土地探しができますが、すべての土地情報を網羅している、というわけではありません。

今回広告前にこの分譲地を予約した人は、ネットでの土地探しだけでなく直接専門業者に相談して予約に至ってました。成功の秘訣は、専門業者へ相談することだったんです。ネットで相場を調べた上で、「こんな条件の土地を探してるんですけど…」と言って専門業者のところへ行かれたんでしょう。不動産業者や住宅会社は、ネットに公開していない、または公開できない情報を持っているケースがあるんです。

本気で土地探しをするなら専門業者へ

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ネットに情報を出せない理由には例えばこんなものがあります。
①広告を出さなくても売れる人気エリアだから
②売主が売りに出していることを知られたくない

不動産の総合サイトに土地情報を掲載したり、広告を出したりするには業者は広告費を払う必要があります。でも、人気エリアの場合現地に連絡先の看板さえ立てておけばお客さんの方から連絡が入ります。つまり広告費はかかりません。業者としては極力広告費は抑えたいもの。だから、ネットに載っていない場合が多いんです。

また、②のケースもよくあります。不動産ではとても大きなお金が動きますから、周囲の人に知られたくないという方が多いんです。業者は積極的に情報は出せませんが、聞かれれば答えてくれます。ネットで探して見つからないなあ…と思っていても、実はあなたがまだ見つけきれていないだけかもしれませんよ。

いかがでしたか?ネットは手軽で便利ですし、住みたいエリアの相場を知るのには適しています。でも、そこに気に入った土地がなかったからと言ってあきらめないでください。ネットに載っていない情報は、専門業者だけが知っています。もしあなたが本気で土地探しをしているなら、ぜひ専門業者で探してみてください。

家づくりサポーター 續大介

土地探しバナー

續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。