こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
土地を探してる人なら一度は聞いたことあるはずの「建築条件付きの土地」。
「場所はすごく魅力的。でも、その会社がイマイチ・・・」
「建築条件さえついてなければ買うのになぁ・・・」
ほとんどの人は、ここでもう諦めます。でも、どこかの漫画の名言であったように「諦めたら、そこで試合終了」です。
きっと他の土地で家を建てることになっても「あの土地だったら・・・」という思いが頭の中に残るはず。そうなったら、きっと後悔が残りますよね。
そんな風に後悔しないためは、諦めずに一度行動してみることです。その時はぜひ今回お話する内容を試してみて下さい。
☑ 建築条件を外すためには・・・
建築条件を外したい時、あなたがする事は、
土地の売主である会社と『交渉』する
ということです。
そして、交渉の際にあなたが言うべきポイントは3つあります。
①すでに建てたい会社は決まっている
これは土地の売主である会社から営業攻勢をかけられるのを防ぐためです。
建てたい会社が決まっていないと、交渉相手から見れば営業相手が飛び込んできたようなもの。それを防ぐためにも、最初にバシッとガードを張りましょう。
②金額をいくらか上乗せできる
建築条件付きの土地を販売している会社は、土地と建物をセットで販売することを前提としています。そのため、仮に“土地だけ”販売してしまうと、建物の利益が丸々無くなってしまいますよね。
つまり、売主に対して「土地だけ売ってもいいかなぁ」と思わせる交渉材料が必要になるんです。それが、金額をいくらか上乗せするということです。
③建てる会社が決まっているので、すぐにでも土地を買う準備はできている
これは、その土地が売れ残っている場合に有効な交渉材料です。
売れ残りの土地は、いわば不良債権。一刻も早く売り払ってしまいたいと考える売主もいます。だから、あなたの「すぐにでも買います」という言葉が魅力的に聞こえるんですね。
この3つを押さえて交渉に臨めば、何の材料も無しに交渉するよりは格段に可能性がアップしますよ!
☑ 「でも、なんか難しそう」と思うなら・・・
上の3つのポイントを押さえて交渉に臨めば、格段に可能性はアップします。でも、ぶっちゃけ素人である一般の方がこんな話するのは難しいでしょう。なんせ相手はプロ。なんだかんだと、あなたを丸め込もうとしてくるかもしれません。
そんな時は、こっちもプロに頼むのが一番!先に建てたい住宅会社を決めておいて、その担当者に任せてしまえばいいんです。
『あなたの会社で決めたいんですが、建築条件付きの土地で迷ってるんです…。交渉してくれませんか…?』
きっとその担当者は喜んで交渉に向かうことでしょう。あとは結果を待つだけです。頑張れ担当者さん!!
☑ 条件が外れるかはやってみないと分からない
今回は建築条件を外す方法についてお話してきましたが、正直なところ、やってみないと分かりません。やっぱり外してくれないケースがほとんどです。
でも『建築条件付きだから…』と最初から諦めては後悔してしまうかもしれません。それでは家づくりは成功とは言えないでしょう。
だから、諦める前にまずは『交渉』です。やってみるだけの価値は十分にありますよ。それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝