こんにちは!續です。
土地を探しているとよく目にするのが「建築条件付き」の土地。その土地を購入するなら、指定された住宅会社で家を建ててくださいねっていう条件が付いた土地のことです。建築条件付き土地は、まず住宅会社が買ってお客さんに販売します。住宅会社も早く売りたいので、買い物や学校が近い便利な場所が多いです。
ここに家を建てたいと思った土地が建築条件付きだった場合、その住宅会社のことをよく知ってその土地を買う必要があります。実は、その会社のことをよく知らないまま土地の情報だけで契約し、家づくりを後悔する人がたくさんいます。こうならないために、建築条件付きの土地を購入する際の注意点を2つご紹介します。
①建物の金額はOKですか?
家づくりの予算は「土地+建物」の合計金額。だから、家の値段は全体の金額に影響するからとっても重要です。一番にこれを確認しましょう。土地は安く手に入っても、建物が高ければ予算オーバーになってしまいます。
まず、あなたが建てたい家をその会社が予算内で建ててくれるのか確認してみましょう。ポイントは家づくりの総予算を住宅会社に伝えること。
せっかく興味を持ってくれたお客さんにはぜひともお役に立ちたいと思うのが住宅会社です。総予算がわかれば、仮に予算内ですべての要望は叶えられなくても代案を出したりしてくれますよ。
的確な提案をしてもらうためにも、予算はしっかり伝えましょう。
②仕様はOKですか?
「仕様」と一言で言っても、中身はさまざま。例えば、外壁・床材・断熱材などなどです。基本的に、各社仕様は決まっていて、限られたものの中から選びます。そして、その住宅会社が普段使っていないものは基本的に採用できないものがほとんどです。だから、もしあなたのこだわりがあるのなら事前に確認するべきです。
外壁であれば雨水で汚れを落としてメンテナンス費用が安く済むものがあったり、断熱材も光熱費が極力かからない性能の高いものもあります。
どんなものを採用するかで、家のランニングコストも変わってくるのでこれは大事なポイントです。
まずはモデルハウスへ行ってみること
実際に使っている設備や仕様は、見てみないとわかりません。建築条件付きの土地を見つけたら、まずその住宅会社のモデルハウスを見に行ってみてください。選択肢がどれくらいあるのか、その中で希望が叶えられるのか見ることができますよ。もちろん、予算のことだっモデルハウスで聞いてみることができますよ。
建築条件付きの土地は、家を建てる住宅会社を変えることができません。だから、購入する際は条件がない土地と比べてより注意が必要です。実際に漏れるハウスを見た結果、あなたのこだわりが実現できないならその土地は買わない方がいいかもしれません。逆に、土地優先で建物にそこまでこだわりがないのなら建築条件付きの土地はおススメです。
土地の条件だけで購入を決めず、予算と仕様であなたの希望がかなえられるのかチェックして見てくださいね。
家づくりサポーター 續大介