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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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【家づくり事例】土地探しで決断できない人の特徴とは?

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こんにちは。家づくりサポーターの永江です。

先日、家づくり検討中のAさんと、こんな会話をしました。

永江:「どこらへんに住みたいとか決まってるんですか?」

Aさん:「今は○○町に住んでるんですけど、そこから動きたくないんですよねー」

永江:「○○町ですかぁ。でもなんでそこから動きたくないんですか?」

その後にAさんから返ってきた答えは、確かに納得できるものでした。でもそれと同時に、Aさんの家づくりは進まないだろうと予感させる答えでもあったんです・・・

Aさんの答えは…

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Aさん:「生まれてからずっと○○町に住んでるんですよ。それだけなんですけどね。」

この答えの後、Aさんは色々と話をしてくれました。今さら新しい場所で暮らし始めるのは面倒だということ。やっぱり今の町に愛着があること。

でも今の町で土地を買おうと思うと、予算がオーバーしそうだということ。だからと言って建物のランクは落としたくないということ。土地の価格が安めのところで妥協するのも考えていること。

タイムリミットは、下のこどもが小学校に入学する二年後で考えてること。でも金利とかもあるから、早く建てた方がいいのは分かってること。

ここまでのAさんの話を聞いて、あなたはどう思いましたか?Aさんは、どうするのが正解だと思いますか?

僕には4パターンの行動が浮かびました。

☑ 今すぐ、土地が安い他の町で、納得のいく家を建てる。
☑ 今すぐ、今住んでいる町で、ランクを落とした家を建てる。
☑ 2年後までに総予算を増やし、今住んでる町に、納得の家を建てる。
☑ 2年間、今住んでる町にお値打ちの土地が出てくるまで待ち、納得の家を建てる。

正直、最後のはオススメしません。お値打ちの土地なんて出てくるか分からないですからね。というかほぼ出てきません。もし仮に出てきたとしても、きっとその土地は人気すぎてすぐ売れてしまうでしょう。

僕はAさんに、この4パターンを話してみました。

迷いが決断を鈍らせる

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するとAさんからは、こんな返事が。

Aさん:「そうですよね・・・分かってはいるんですけどね・・・」

当事者じゃない僕がすぐに思いついたことです。Aさんも当然同じ事を考えていたんですね。Aさんの中で選択肢は限られているんです。その中で、どれか一つを選べばいいだけのことなんです。

でも、そんな簡単に決められることじゃありませんよね。一生で一番高い買い物をするんです。迷いがでるのは当然です。だからAさんも決断が出来ないでいたんです。Aさんの家づくりは、この決断をしなければ前には進まないことでしょう。

家づくりは決断の連続

これはAさんに限った話ではありません。家づくりは、あなた自身で決めなければいけないことが本当にたくさんあります。決断の連続です。

僕が思う家づくりの成功の秘訣。それは決断や選択を迫られた時に、いかに自信を持って決断できるかということ。迷いが残ったまま決めてしまうと、それが後々の「やっぱり○○すれば良かったんじゃないか…」という後悔につながってきます。

もちろん自信を持った決断をするためには、あなたに最低限の知識があることが前提になってきます。住宅会社の人も、こうすればいいと思いますってアドバイスはしてくれますが、あくまで決めるのはあなたです。来るべき日に備えて、今からもっともっと、家づくりについて勉強していってくださいね。

このイエスタも、あなたの決断を後押しできるような情報を提供できるよう頑張っていきます。

それでは、また次回。

家づくりサポーター 永江弘輝

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永江 弘輝

2013年に医薬品メーカーから住宅会社に転職。約二年の住宅営業マン経験の後、現在はイベント企画の立案・運営を担当。もっぱらの楽しみは、毎晩の晩酌。ビールしか飲まない。そのおかげで、29才にも関わらず毎年の健康診断で肝機能の数値にビクビクしている。