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広さだけで選ぶのは危険?広い土地のメリットと注意点とは?

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

土地探しをするとき、その土地の広さって必ず見ますよね?土地が広いほど希望する家を建てられる可能性は高くなります。同じ分譲地内でも、広さだけを判断基準として考えるなら、狭い土地より広い土地を選ばれる方が多いです。

ただし、広さだけを判断基準にして土地を決めるのには注意が必要です。今日は、広い土地のメリットと選ぶ際の注意点についてご紹介します。

土地が広いことの3つのメリット

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広い土地に家を建てようとする場合、4つのメリットが挙げられます。

①間取りの自由度が高くなる

自分の希望する家を建てられるかどうかは、土地の広さが大きく関係します。例えば、平屋を建てようとする場合狭い土地よりは広い土地のほうが建てやすい場合が多いです。

また、ウッドデッキを作ったりすることもでき間取りの自由度が増します。選択肢が増えるのはうれしいことですね。

②外構にこだわることができる
家づくりをする際は、建物だけでなく駐車場など建物の周囲をどうするか、ということも考えないといけません。土地が広いほうが駐車場スペースを確保しやすく、来客があった際も困りません。

また、ガーデニングなど建物の周りを華やかにすることも可能です。建物だけでなく、庭も含めた家づくりができるのがポイントの1つです。

③プライバシー確保しやすい
道路や隣の家との距離を空けることができます。距離があるので外からは室内が見えにくく、プライバシーを確保しやすいのがポイントです。

広い土地の注意点とは?

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・価格が高くなる
当然ですが、家の選択肢が広がる一方で土地代は高くなる場合が多いです。自分の建てたい家の大きさを知り、土地とのバランスをとることが大事です。

・税金が高い
土地が広いと、それに比例して購入時に支払う不動産取得税や、毎年の固定資産税も高くなります。不動産取得税は購入費、固定資産税は維持費に当たります。広い土地は購入時だけでなく購入してから税金が多くかかります。

・外構費が高い
道路や隣地との境界に設置するフェンスや駐車場の費用も、土地が広ければその分たくさんかかります。家の費用は土地+建物+諸費用で考えがちですが、外構費も考慮する必要があります。どこまでこだわるかにもよりますが、数百万円かかる場合も。広い土地を購入する場合は、住宅会社の担当者と打ち合わせし、外構費用をしっかり見積もりに入れておくことが重要です。

・管理するのが大変
広い土地でガーデニング等を楽しむ場合、見た目をいつもきれいに見せたいですよね?その場合、敷地内の雑草対策はとても重要です。特に夏場は維持管理がなかなか大変。防草シートを敷く等、事前の対策をしておいたほうがいいです。

いかがでしたか?
広い土地は魅力的ですが、それを維持するためには時間もお金も労力もかかります。せっかく家を建てたなら、ずっときれいに保ちたいもの。広さだけで土地を決めるのではなく、自分たちの希望する家を建てるにはどれくらいの土地の広さが必要か、という点で検討することが大事です。

住宅会社に相談すると、土地と建物セットで相談することができます。気になる住宅会社が見つかったら、一度土地探しについても相談してみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。