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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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土地探しで失敗してしまう人の共通点とは?

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

実家の建替等の場合を除き、「家づくりは土地探しから」という方は結構多いです。私が勤める住宅会社でも、いい土地があれば家を建てたいというお客様が大勢いらっしゃいます。

家づくりを成功させるには、家を建てる前の土地探しの成功が大事なポイントです。でも、「自分が希望する土地がなかなか見つからない…」とか、「土地は見つかったけど建てたい家が建てられない…」という声も多く聞きます。

土地が決まらなければ、家づくりはなかなか前に進みません。今日は土地探しがうまくいかない人の共通点と、成功させるためのあるポイントをご紹介します。

土地探しがうまくいかない人の共通点

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①土地に対する理想が高すぎる人

土地がなかなか見つからない…という人は、これに当てはまる人が多いんです。

☑小学校も中学校も徒歩10分以内
☑広さは60坪以上
☑日当たり良好な角地で、金額は1000万円以内

その場所に長く住むことになるので、できるだけ希望を細かく出すのは決して間違いではありません。土地探しで妥協したくない気持ちもよくわかります。

でも、あまりに細かくたくさんの条件を付けてしまうと、それは希望する条件ではなく実際にはあり得ない「理想の条件」となってしまうこともあります。

自分では気づかないまま「理想の条件」を追い求め、その結果何年たっても土地が見つからない…という事態に陥ってしまうんです。

そうならないようにするためには、「100点満点の土地なんてない。80点でもOK」という気持ちでいることが大事です。周辺環境は変えられませんが、家そのものは間取りの工夫で本来の希望に近づけることも可能です。

希望条件が多いと土地探しのハードルはグンと上がりますが、優先順位をつけると見つかりやすくなります。

②住宅会社を決める前に土地を決める人

土地を無事に見つけることができて、住宅会社も決定。そこでいざ打ち合わせを始めると、建てたい家はその土地に建てられないことが判明…。実はこんな事態にも注意が必要なんです。

土地には建ぺい率や容積率などの法令上の制限があります。例えば、60坪の土地なら必ず40坪の家を建てられるかというと、そうではありません。周辺の建物との関係で、建てられる高さに制限がかかることもあります。

ネットには土地情報がたくさん載っていて、自分自身でいろいろ情報収集するのはすごくいいこと。土地は早い者勝ちなので出来るだけ早く購入しようとするのもいいことです。

でも、土地情報の中には素人にはわかりづらい条件がついていることもよくあります。住宅会社を決めるよりも先に土地を買うことはリスクがあることを知っておきましょう。

土地は住宅会社に探してもらおう

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土地探しがうまくいかず、家づくりが進まない事態は避けたいですよね?こうならないようにするカギは、住宅会社に土地探しを依頼することです

住宅会社は、土地の中でも特に「家を建てることができる土地」に詳しいです。希望条件に優先順位をつけて相談すれば、それに合わせて土地を探してくれます。建てたい家が建てられるかも一緒に相談することができます。

不動産会社でももちろん探してくれますが、不動産会社は住宅会社ほど建築に詳しいわけではありません。家を建てるための土地探しなら住宅会社に依頼するようにしましょう。

家づくりサポーター 續

土地探しバナー

續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。