こんにちは!續(ツヅキ)です。
土地情報を探す方法にはいくつあります。例えば、不動産屋に行ってみる、自分で歩いて売地を探す、などです。いくつか方法がある中で最も簡単で手軽な方法はネットを使うこと。実際、住宅会社で働く私たちも、まずはネットで情報を調べます。
でも、住宅会社の人間がネットで調べるのは、土地の値段の相場やそのエリアの売地の数を調べるためというのがほとんど。本気で土地探しをしているあなたには、ネットだけで土地探しをするのはおススメできません。
なぜなら、人気がある土地はその情報がネットに掲載されていないことが多いからなんです。
今日は、人気がある土地の情報がネットに出ていない理由についてご紹介します。
3つの理由
理由①広告費をかけなくても売れるから
この理由を売り手(販売業者)からの視点で見てみます。ネットに広告を出す場合、その費用は業者が負担することになります。業者としては、広告費用をかけるとその分利益が少なくなってしまいます。だから、できるだけ広告費は抑えたいもの。
基本的にネットに出す前に土地を売ってしまいたいというのが業者の本音なんです。人気がありそうな土地の場合、広告を出す前に現地を見た人から問い合わせが入ることもあります。だから広告を出さなくても売ることが可能になります。
理由②情報公開前に紹介したいお客さんがいるから
その理由の一つが、以前から相談を受けていたお客さんに紹介すること。「○○小学校区で、60坪くらい。予算は1000万円以内で」というような具体的な要望を聞いて相談を受けていたとします。
業者としては、なんとかお客さんの力になりたいと思うもの。相談を受けた時は希望に合う土地がなくても、希望に合う土地情報が出た時点でまずはそのお客さんに連絡します。
お客さんも、出たばかりの新鮮な情報をもらえたらうれしいですよね。もしその人が土地を気に入って買ってくれたら、その情報は一般の人には非公開のまま、ということになるわけです。
理由③たまたまタイミング良くお客さんが来社したから
昨日新しい土地情報が入って、この情報誰に紹介しようかな…と考えていた時に、タイミング良く家づくりをお客さんが来社する場合もあります。この場合も、そのお客さんに優先して情報を案内します。お客さんとしたら、かなりのグッドタイミング。ネットで探したけどなかなかなくて相談に来た、という人からしたら、家づくりが一気に進むきっかけになりますよね。
まとめ
非公開の土地情報をゲットできるお客さんには、ある特徴があります。それは、「業者に直接問い合わせをしていること」です。業者には、販売は決まっているけど広告はまだ出せない物件もあり、こうした情報は直接問い合わせをした人にしかお話しできません。
ネットは便利で相場を調べたりするのにはとても有効です。でも、そこで希望する土地情報が見つからないケースもよくあります。そんな時はあきらめず、土地情報を持っている住宅会社や不動産会社に問い合わせをしてみてください。
まだ公開できない情報を得られるかもしれませんよ。
家づくりサポーター 續大介