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家を建てる前に両親の了解を取っておくべき?

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「家を建てるときって、事前に両親に話して了解を取っておくべき?反対されたらどうしよう…?」

こんにちは。丸本です。

家を建てるとき、どの段階で両親に伝えるべきか悩みどころだと思います。「もし反対されたらどうしよう…?」という気持ちになるのも当然です。

ですが、家を建てることを伝えないままというわけにはいきません。黙って建てても、いつか必ず分かってしまいます。

では、家を建てるならどの段階でご両親に伝えておくべきでしょうか?

■家を建てるなら、ご両親にはできるだけ早い段階で話しておこう

両親と子世帯

相手の気持ちを尊重するなら、できるだけ早い段階でご両親に家を建てることを話しておくべきです。

住宅会社も土地も建物のプランも予算もすべて決めてしまった後に報告されるのと、住宅会社を見始めたくらいの段階で報告しておくのでは、相手の感じ方は全く違います。

×すべて決めた後に報告する

○家づくりをスタートする段階で報告する

逆の立場になって考えると分かるんですが、もしご両親から「家を売ってマンション買った」といきなり言われたら、ビックリしませんか?

「大丈夫なのそれ?なんで買う前に言ってくれないの?」という気持ちになりませんか?

要は反対したいわけではなく、事前に話がなかったことで嫌な気持ちになっているだけなんですよね。

住宅会社、建物プラン、土地まですべて決めた後に話をしたら大反対を受けた。それでやっぱり家づくりをやめるとなってしまっては、それまでに掛けた時間がすべて無駄になっておきます。(実際にいます。)

もし事前に話したら反対されると思っても、後で反対されるよりは、最初に反対されていたほうが時間もムダになりません。もし反対されたら、その理由を聞いて対処しましょう。

ただし、やっぱり事前に話しておいたほうが反対されにくいでしょう。要は相手の気持ちを尊重することが大切なんです。

■すべて決めてしまう前に、住宅会社の営業マンにも会わせておく

紹介

事前に両親に話して了解を取ったとして、その後に家を建ててもらう住宅会社を決めたとします。

その際はその住宅会社の営業マンもご両親に会わせておくと、より安心してもらえると思います。やっぱり気になるんですよね、自分の子供のことなので。

長い時間を掛ける必要はないので、一目会わせて挨拶させておけば充分です。

逆に、「ご両親にも一度ご挨拶させて頂けませんか?」と言ってくる営業マンであれば、細かい気遣いができる良い営業マンだということです。

■事前に話しておくことで、住宅資金の援助がある可能性も

コスト 予算

事前にご両親に話しておくと、もう一つメリットがあります。それは、資金を援助してもらえるかもしれないということです。

相続財産がある場合、普通に相続してしまうと相続税が掛かってしまいます。しかし、生前に住宅資金として贈与する場合、一定額までは贈与税が掛からないという制度があります。

【一緒に読みたい記事】「住宅資金贈与の非課税制度」についてはコチラから

そのため、「家を建てるタイミングで現金の贈与を」とご両親は考えているかもしれません。現金の贈与があれば、例えば土地の購入代金に充てて、つなぎ融資にかかる利息を減らすことができます。

【一緒に読みたい記事】「つなぎ融資」についてはコチラから

事前に資金援助の話があれば予算立てやすいですし、建物や土地に掛けられる予算も増えるので、より便利なエリアの土地を選んだり、キッチン等の設備のグレードアップもできるように。

こういったことも考えると、家づくりをするときはできるだけ早い段階でご両親に話しておいたほうがいいでしょう。

■いかがでしたか?

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家を建てる前にご両親に了解を取っておくべきかどうかをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?最後にポイントをまとめておきます。

○家を建てるなら、早い段階で両親に話しておく

○住宅会社を決めたら、営業マンも一目両親に会わせておく

○事前に話しておくことで、資金援助があることも

ご両親との関係性次第という部分もあるので、必ずしも事前に話しておくことが正解ではないかもしれません。

しかし、相手を安心させるという意味ではすべて決めたあとより、事前に相談しておくべきでしょう。

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丸本 文平

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級
2012年に人材業界から住宅会社に転職。住宅会社では主に販促企画や「知って得するお金の勉強会セミナー」の講師等を担当。家族は妻とちーちゃん(娘/1歳3ヶ月※2016年現在)の3人家族。家では主に食器洗いと娘の歯磨きを担当。仕事にかまけず日々の子育てもしっかりやってるおかげで、ママとの「ちーちゃんこっちおいで」の勝率は7割を超える(もちろんそれ以外はママには勝てない)。