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再エネ賦課金は高騰していく!太陽光発電と再エネ賦課金の関係、蓄電池の必要性とは

rawpixel-602154-unsplashこんにちはマスモトです!

あなたは再エネ賦課金をご存知でしょうか?毎月払っている電気料金に含まれているのですが、実は年々高騰しています。

以前、当イエスタブログにて【お得な家づくり】毎月支払っている再エネ賦課金ってなに?

という記事を島田が書いていました。

島田の予想通り、再エネ賦課金は当時よりも上がってきていますし、残念ながら今後も上がり続けるでしょう。

今日は再エネ賦課金のおさらいと、安くするにはどうすればよいのかを見ていきたいと思います。

◇ 再エネ賦課金とは

644e8247937a076012c4c9072413d4eb_sそもそも再エネ賦課と金は、2012年に追加された電気料金の一部です。

経済産業省による再エネ賦課金の用途は、

「電気事業者が買取制度で電気を買い取るための費用に回され、再生可能エネルギーで電気を作っている方に届きます」

とあります。

電気事業者というのは、いわゆる地方の電力会社のことで、九州電力や関西電力のことを指します。

つまり、電力会社が太陽光などによって発電された電気を買取ための費用に充てられているわけです。

◇ 再エネ賦課金の推移

図1

経産省HPより

再エネ賦課金は2012年当初1kwあたり0.22円だったのですが、2019年は2.95円で、なんと13倍になっているんです!!

では、なぜ年々再エネ賦課金は高くなっているのでしょう。

それは、太陽光発電を含む再生可能エネルギーの国内での普及率が高くなってきているからです。

先ほどもお話ししたように、再エネ賦課金は電気事業者が電気を買取ための費用になります。

売電する方が増えていくということは、買取費用の総額も自ずと上がっていくため、再エネ賦課金も年々上昇するのです。

さて、再エネ賦課金は電気使用量に比例して高くなっていきます。

そのため、月の電気使用量が100kwだった場合、

2012年の場合、 100 × 0.22円 = 22円

2019年の場合、 100 × 2.95円 = 295円

となります。電気使用量の多い家庭は、毎月1000円以上の負担になっていると思います。

年間1万円強の負担になると考えると大きいですよね・・・

では、どうすれば再エネ賦課金を安くできるのでしょうか?

◇ 蓄電池と電力の自給自足

0c5294b4d78ccefd7fa5c5a1b16ea598_s再エネ賦課金は電力を使用していく以上、一生つきまとう、いわば生涯ローンになります。

島田は当ブログ内で再エネ賦課金を安くするために、「太陽光発電をつけよう」と提案しています。

電力購入量を抑えることで、再エネ賦課金を安くし、さらに売電収入を得ることができます。

それでも再エネ賦課金から逃れることはできません。

今後数十年で電気料金だけで数百万円を支払っていくでしょう。

で、あればいっそ“電力の自給自足”を目指してみませんか?

昨今、太陽光メーカーがこぞって目指しているのが、電力の自給自足です。

必要電力を家庭内でまかなえれば、購入電力が0になり、再エネ賦課金もかかりません。

そのために必要なのは、蓄電池になります。

昼間に蓄電し、夜間に使用することで理論上、電力の自給自足を行うことができます。

蓄電池の導入には大金が必要ですが、生涯ローンのことを考えると導入の検討をすべきです。

タイミングよく、2019年から国や自治体から補助金が出ます。

重複して申請することができるので、今なら購入費用の半額を補助金でまかなうことも可能です。

再エネ賦課金を安くするという面もありますが、環境にも家計にも優しい太陽光発電と蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

家づくりサポーター 舛本

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舛本 達功

熊本県天草市生まれ。4人兄妹の長男。現在は妻と熊本市内在住。趣味はアニメ鑑賞と野球観戦の30歳。会社では太陽光担当。異業種からの転職で、日々変化する太陽光の制度や、ニーズに翻弄されつつ日々勉強中。隣の部署のイエスタメンバーと仲良くさせていただき、縁あって構成員に。