こんにちは!マスモトです。
子どもがそろそろ生まれて1ヵ月になります。どこからかぎつけたのか、保険屋さんから学資保険や私の生命保険のセールスを受ける機会が急増しました。
話だけ聞くと、メリットを感じるのですが本当にそうなのかと疑問に思うこともあります。
契約するにしてもしないにしても、知識がないままだと不安ですよね。
実は、太陽光発電においても訪問販売が増えてきていて、中には悪質なものまであるんです。
今日はこれから増えてくることが間違いなく予想される、怪しい太陽光発電の訪問販売に引っかからないための正しい知識を学んでいきましょう。
◇ そもそもどうやって訪問販売の目星を付けているのか
住宅づくりでは、担当の営業や設計さんとあらかじめアポイントをとって、プランや資金について綿密な計画を立てていきます。しかし、訪問販売の場合はそうではありません。
太陽光発電が載っていない住宅に、「太陽光発電を買いませんか?」というセールスや、逆に、太陽光発電が載っているから、「蓄電池をつけませんか?」という理由で手当たり次第に営業をかけています。
また、住宅づくりの最中に「太陽光発電をつけませんか?」と話を持ち掛けてくることもあるようです。
中でも、ご主人が不在のときや、ご高齢の夫婦に的を絞った販売が多いようです。
実際にお客様からご相談をいただいたのですが、「私(ご主人)がおらんときにしか来んもんね」と事前に奥様からご主人の休みなどを聞き出しているのでしょう。
太陽光発電は決して安い買い物ではありませんので、お一人で決めることがないようにしましょう。
◇ 正しい知識?誤った知識? Q&A 3問
では実際に私がお聞きした“実話”をもとにQ&A方式で太陽光に関する情報を見ていきたいと思います。
Q1 蓄電池をつけないと売電ができなくなる?
A1 間違いです。蓄電池はあくまで、太陽光発電で発電した電気を蓄電し、夜間や非常時に使用するものです。経産省は蓄電池を推奨していますが、蓄電池をつけなくても、売電契約が終わりません。10kw未満で10年、10kw以上で20年の買取期間が保証されています。
Q2 太陽光発電を今つけるとお好きな家電もついてきて大変お得なんです!
A2 これも怪しいです。もともとの値段が吊り上げられている可能性と、太陽光発電システムが型落ちしている可能性があります。住宅メーカーに最新の型式を確認すべきです。また、希望した家電が安価なものにすり替わっていたケースがあるようです。
Q3 買ってからすぐに売電が始まりますよ!
A3 いいえ。現在、太陽光の新規申請を行ってから少なくとも3か月を要します。また、申請に必要な電力会社の書類を取得するために2か月ほどかかりますので、半年近くかかってもおかしくありません。
◇ まとめ
いかがでしょうか。
今年は太陽光の売電契約が終了するお客様が出てくる、いわゆる2019年問題が起きます。
そのため、経済産業省が推奨している、蓄電池や電気自動車の需要が高まっています。
しかし、その需要に乗じた訪問販売は間違いなく増えてきます。
その際に、正しい知識をもっておかないと、訪問販売の方の甘い言葉に乗せられて不要な買い物をしてしまうかもしれません。
太陽光発電は決して安い買い物ではありません。
蓄電池に関しても、今後は安くなってきますが、それでも簡単に手が出せるものでないです。
疑問に思ったことや不安に感じたことがあれば、すぐに住宅メーカーに相談しましょう。
家づくりサポーター 舛本