こんにちは！家づくりサポーターの永江です。

2017年4月に予定されていた消費税10%への増税。しかし景気の影響を踏まえて、2019年10月まで延期されていました。

この記事を作成しているのは2018年6月のこと。10%への増税まで、あと約１年4カ月の期間があります。『まだそんなに時間があるなら、焦らなくてもいいかな。』そう思っている、そこのあなた。実はそう悠長には構えていられません。

今回は「消費税8%で間に合うのはいつまで？」というテーマでお送りしていきます。

ポイントは「引き渡し」と「請負契約」

消費税8%で家を買う時のポイントは２つ。「引き渡し」と「工事請負契約」です。

まずは「引き渡し」について。『2019年の9月30日』までに家の引き渡しを受ければ、消費税８％で家を購入することができます。家を買うための売買契約を結んでいたとしても、ローン等の諸手続きもありますので、少し余裕を持って、1カ月前ほどには物件を契約するといいでしょう。

この引き渡しに関してはイメージがつきやすいですよね。それとは別にもう1つポイントがあるんです。それが「請負契約」です。

注文住宅の場合、9月30日までの引き渡しで間に合う予定のスケジュールで進めていたとしても、思わぬトラブル等で引き渡しの時期が延びてしまうケースがあります。

そんな場合に『ちゃんと8%で間に合うようにしていたのに…』とならないよう、経過措置がとられています。つまり、工事請負契約を『2019年3月31日』までに行っていれば、消費税8%で家を購入することができるんです。

まとめると…

✔　2019年3月31日までに工事請負契約を結んでいれば消費税８％

✔　2019年9月30日までに引き渡しを受けると消費税８％

特に注文住宅の場合…

特に注文住宅の場合、工事請負契約を2019年3月31日までに済ませておくことが重要になってきます。そうすると、この記事を作成している2018年6月からは、あと10か月しかありません。

その10ヶ月の間に、依頼するメーカーを決め、建てる土地を決め、間取りも完成させ、とやらないといけないことが沢山あります。10カ月なんて、結構あっという間に過ぎていくことでしょう。

これから消費税アップに向けての駆け込み需要が始まります。そうするとお客様がごった返して、会社としてもお客様1人1人に十分な時間を割くことも難しくなってくるかもしれません。

まずは、工事請負契約を2019年3月31日までに出来るよう、今から動き始めるのをオススメします。

それでは、また。

家づくりサポーター　永江弘輝