こんにちは!續です。
先日、ネットで土地情報を調べてた時のこと。検索ボタンを押して、ズラッと一覧で出てきますよね?その時、一番に目に入るのはやっぱり価格です。他より少し値段が安い土地の情報が出ていました。気になって詳細画面をクリックして見てみると…「水道引き込みは別途必要」との記載が。
やはり相場より安い土地には何か欠けてるところがあるんですね。この記載、実は大きな文字では書かれてなくて、よく見ないと見落とすところでした。実は土地広告は、この見落としがちなところ、「物件概要」にこそ重要な情報が書かれています。
物件概要には大事なことがいっぱい
物件概要は、言ってみれば「不動産の説明書」みたいなものです。具体的には書かれているのはこんなことです。
・所在地
・交通
最寄りの駅から○○分などです。ちなみに徒歩の場合1分80mで計算してあります。駅から5分なら、距離は400m~479mということになります。※担当者が実際に歩いて時間を測ってるわけじゃありません。(笑)
・建ぺい率
・容積率
・ガス
都市ガスとプロパンガス、どちらなのかが書いてあります。
・取引形態
売主、代理、媒介などと表記されています。媒介の場合は、物件の価格とは別に仲介手数料の支払いが必要です。
先ほどの「水道引き込み別途必要」などの記載もここに書いてある可能性があります。
物件概要の中身次第で、希望する家が建てられない場合も
物件概要には、いいことも悪いこともありのまま記載することが義務付けられてます。そこの内容をひとつひとつ見ていくと、あなたの希望する家が建てられる土地なのかどうかがわかります。
例えば建ぺい率。建ぺい率は土地に対して建築できる面積のこと。土地60坪、建ぺい率60%なら36坪のまで建築可能ということです。
逆に、庭はいらないから50坪の平屋を建てたいと思っても、そればできません。
また、先ほどの例のようにインフラ整備で追加費用がかかる場合も。広さ、場所は希望どおりなのに予算オーバーになって、希望する家が建てられない場合も。時は小さくても、書かれていることの意味はとても大きいんです。
いかがでしたか?
もしあなたの希望する家が建てられるかどうか自分でわからない時は、住宅会社に直接聞いてみるとすぐにわかります。「住宅会社は家を建てること専門」と思われているかもしれませんが、家を建てるための土地についてかなり詳しいです。仮にその土地にあなたの希望する家が建てられない時は、代案で希望に近い家を提案することだって可能です。
土地広告を見て気になる物件やよくわからないことがあれば、例えチラシの連絡先に住宅会社の名前がなかったとしても住宅会社に相談してみてください。総合展示場に来場されたときに、「そういえば気になる土地が…」と言ってもらえれば、営業マンが調べてくれますよ。
家づくりサポーター 續大介