こんにちは！松浦です。

家づくりをする時に、土地を所有されていなければ、不動産会社や住宅会社に土地探しをお願いする事がほとんどかと思われます。

自分で住みたいエリア周辺をまわって、土地探しする人もいらっしゃいます。私も営業時代お客様の土地探しをしたことがありますが、とても大変でした、、、

ですので、土地探しは専門家にお任せするのが一番！

でも、土地探しを依頼すると、どうしても発生してしまうのが、「仲介手数料」。

仲介手数料ってどのくらいかかるの？

例えば、土地代が1,000万円の場合

仲介手数料の計算：
1,000万円×3％＋6万円＝36万円(税抜)
消費税込で38万円8800円

このように1000万円の土地を買うのに、約40万円の仲介手数料を払うことになります。

ちなみに…

土地の価格が200万円以下の時の計算方法：
（土地代金）×5％（税抜）

土地の価格が200万円超～400万円以下の時の計算方法：
（土地代金）×4％＋2万円（税抜）

土地代金が400万円以下の土地はめったにありませんので、「（土地代金）×3％＋6万円(税抜)」を覚えていれば大丈夫です。

仲介手数料がかからない方法とは？

仲介手数料がかからない方法は実は2つあります。

1つ目は土地所有者。まあ、そうですよね。(笑)土地を探す必要がないので、仲介手数料も土地代金もかかりません。

もう1つの方法は、土地探しをする人なら誰でも、仲介手数料がかからずに土地を購入する事ができます。その方法とは、、、

「住宅会社の所有している土地を買うこと」です。

どうして仲介料がかからないの？

 

仲介料がかかる場合

土地所有者 ― 不動産会社 ― 土地購入者
土地所有者 ― 住宅会社 ― 土地購入者
土地所有者 ― 不動産会社 ― 住宅会社 ― 土地購入者

このように、土地所有者と土地購入者の間に、不動産会社や住宅会社が仲介をしているので、仲介手数料が発生します。

仲介手数料がかからない場合

住宅会社（＝土地所有者） ― 土地購入者

このように土地所有者である住宅会社から直接購入する事ができるので、仲介手数料が発生しないのです。

住宅会社から土地を買う際の2つのデメリット

住宅会社から土地を買う時、2つだけ気をつけてほしいことがあります。

1つ目は、住宅会社を自由に決められないことです。ほとんどの住宅会社が、自社の建物を建ててくれることを前提に所有土地の販売をします。この土地を「建築条件付き土地」といいます。

どうしてもＡ会社の所有土地が欲しいけど建物はＢ会社の方がいい、という場合も不可能ではありません。

これが2つ目で、Ｂ会社からＡ会社に「建築条件を外す」交渉をします。必ず成功するわけではないですが、不可能でもありません。

しかし、建築条件を外す条件として、「土地代金＋○百万円」となる場合もありますのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

土地にかかる費用を少しでも抑えて、建物代金や、新築に引っ越した後のインテリア費用などに有意義に活用していただければと思います。

家づくりサポーター　松浦征久