こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
さて今日は、土地を購入する際にかかる『仲介手数料』のお話です。実は仲介手数料って、馬鹿にできないほど大きな金額を支払うことになります。
福岡市内で土地を買おうとすると、少なくとも50万円以上の仲介手数料が必要です。でもこの金額も正直ピンキリです。高い土地だったら、もっと高額な仲介手数料を払わなければいけません。
もし自分で仲介手数料の金額が分かるようになれば、土地を探す時の参考になるし、資金計画、住宅ローンの借入額の目安を決める時にも役立つと思います。誰でも簡単に計算できる方法なので、ぜひ覚えて実際に使ってみてくださいね。
そもそも『仲介手数料』ってなに?
計算方法をお教えする前に、まずは「仲介手数料ってそもそもなんなの?」というところからお話ししていきます。
☑仲介手数料は、不動産会社がもらえる法律で決まった報酬
不動産会社の仕事は、土地を売りたい人(売主)と土地を買いたい人(買主)の間に入って、売買をまとめること。
売主さんは、土地を売りたくても、誰にどんな風に売ればいいか分かりません。だから不動産会社が代わりに買ってくれる人を見つけます。
買主さんも同じように、どこからどんな風に買っていいかわからないから、不動産会社に代わりに探してもらいます。
不動産会社は、こんな風に売主さんと買主さんを結びつける役割に対して報酬をもらってるんですね。その報酬が『仲介手数料』となります。
誰でも簡単にできる計算方法
それでは、さっそく誰でもわかる簡単な計算方法をお教えします。それは…
土地代金の3%+6万円(税抜)
です。仲介手数料には消費税もかかるので、そこはお忘れなく。
例えば、1000万円の土地なら…
1000万円×3%+6万円=36万円(税抜)
これに消費税をくわえると、38万8800円。
さらに1500万円の土地なら…
1500万円×3%+6万円=51万円(税抜)
これに消費税をくわえると、55万800円。
おまけに2000万円の土地なら…
2000万円×3%+6万円=66万円(税抜)
これに消費税をくわえると、71万2800円。
土地代金が500万円増えていくごとに、16万2000円ずつ増えていきます。
福岡市内では、土地代金が2000万円を超えることがほとんどだと思います。福岡市近郊の市町村でも1000万代後半くらいの場所が多いです。
仲介手数料が意外と馬鹿にならないことは分かってもらえましたか。50万円もあれば、新しい家具も購入できるような額ですからね。
土地を買えば、不動産会社が売主である場合を除いて、ほとんど全てのケースで仲介手数料は発生します。事前に自分で計算してみて、土地購入の参考にしてみてくださいね。
でも一つだけご注意を。
この計算方法は、
☑土地代金が400万円を超えないと使用できません。
土地の価格が200万円以下の場合は、土地代金の5%(税抜)。
土地の価格が200万円超~400万円以下の場合は、土地代金の4%+2万円(税抜)。
実は土地の金額によって、仲介手数料も変わってくるんですね。でも、福岡周辺であれば、400万円以下の土地なんて、めったにありません。
基本的には、土地代金の3%+6万円(税抜)で覚えておいて大丈夫ですよ。
それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝