家探し・土地探しをされている時に、
「建物は4部屋くらいでLDKは20帖くらいほしいな」
「駐車場は2台くらいほしいな」
という風にざっくりとしたイメージでお探しではないですか?
もしそうだとしたら危険です。
建物の場合、LDKの広さは分かっても、各部屋の大きさが決まっていないため、その広さによって建物全体の大きさが変わってきます。
他にも、収納の数や広さ、書斎、バルコニーなど、追加することでより建物の大きさが変わります。
建物の場合は、住宅会社の設計士に頼むと、形ができますので、その大きさの入る土地を探すと問題ありません。
その時に注意していただきたいのが駐車場問題。
どのような駐車場問題があるのか?
住宅購入時は、ご主人はプリウス、奥さんはワゴンRに乗っていて、駐車場は2台希望との事だったので、その2台が入る分の駐車スペースを確保。
5年度、子どもも1人から3人に増え、成長してきたので、ご主人の車をセレナのような3列シートのワンボックスカーに乗り換えました。
納車の日。
これまでプリウスが停まっていたスペースに駐車すると、車の一部が敷地からはみ出して前面道路に、、、
隣に停めているワゴンRとの距離も近くなり、車の乗り降りも狭くて厳しい状況に。
せっかく車を乗り換えたのになんだか残念な気分になりました、、、。
どうすれば駐車場問題は解決したのか?
先ほど例に挙げたK様邸の駐車場スペースの問題の件はどうすればいいのでしょうか?
それは、土地購入時の駐車スペースなどの外構スペースの計画の時が肝心。
K様邸の場合、現在載っている車の大きさをもとに駐車スペースを決めていました。
しかし、実際は車の乗り換えで車の大きさが変わり、駐車しづらい状況になってしまいました。
このような問題にならないためにも、駐車スペースは将来を見越して広めに確保することをオススメします。
下記表のように車の種類により大きさが変わってきますので参考にしてください。
また、ご両親や友人・知人の来訪が多い場合は、駐車スペースを余分に1~2台確保しておく必要もあります。
駐車のしやすさ、車への乗り降りの容易さ、だけでなく、ご近所へ迷惑をかけないためにも、就社スペースの計画はとても大切になってきます。
土地探しの時は、建物の大きさと合わせて、車の大きさや数も将来を見越して計画した上で検討することをオススメします。
まとめ
ちなみに、K様邸のように、車が大きくなり、敷地内に収まらず道路にはみ出るようにして駐車することになった場合。
道路交通法に違反し、罰せられる恐れもありますので気をつけましょう。
他にも、ご近所トラブルの原因や車上荒らしの標的など、様々な引き金になる恐れもありますのでくれぐれも慎重に計画してください。
家づくりサポーター 松浦征久