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建築協定って何だ?その内容と注意点をご紹介

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

土地を購入して家を建てる場合、どんな家でも建てられるかというとそういうわけではありません。いろんな法規制の中のひとつが建築基準法。

土地を購入して建物を建てようとする時、建築基準法の規制を受けます。建築基準法は、建物を建てる時の最低限のルールを定めたものです。

基本的には建築基準法を守って家を建てることになりますが、実は場所によっては建築基準法よりも厳しい基準が適用されるところがあるんです。

その基準とは「建築協定」。実は私が勤める住宅会社の本社も建築協定のエリアの中にあります。厳しい基準と聞くと、何だか制限が多くて大変そう…と思われがちですが、制限があるからこそのメリットも。

今日は、建築協定についてご紹介します。

建築基準法の決まりとは?

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建築協定の話をする前に、まず建築基準法についてご紹介します。同法の規定には大きく分けて2つあります。

①単体規定

これは、個々の建物の設備や居室の採光、構造に関する制限を設けるもの。一定以上の耐震性を持つ建物じゃないと建てたらダメ、というものです。

例えば、強度の弱い建物だと、住んでる人の命にかかわるし周りの建物にも影響を与えてしまう可能性があるので、地震に対して一定の強度を求めています。

②集団規定

これは、個々の建物の規定だけでなく街並み全体の規定です。街づくりプランを実現するための建ぺい率や容積率、建物の高さ等について決まりを設け、街並み全体をあるべき姿に誘導するための決まりです。

基本的には、建築基準法を守っていればどんな家でも建てられます。

だたし、建築基準法は全国一律で定められたあくまで最低限のルール。そのあめ、各地域の特性に合っていないケースも。そんな時に設けられる規定が建築協定です。

建築協定とは?

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自分たちの街をもっと良好な環境にするために、その土地の住民自らが建築基準法より厳しい制限を定めたものが建築協定です。建築基準法より緩い規定は定めることができません。

区域内の土地購入者にはすべてこの協定の効力が及ぶため、購入予定であれば協定の内容を知っておく必要があります。ちなみに、熊本市で何らかの建築協定が定められているエリアを調べたところ、20ヶ所近くあるようです。意外と多いですね。

協定で定められるものの例には以下のようなものがあります。
☑建築物の高さの制限を設ける
☑建物のデザインを統一する
☑建築基準法の基準より厳しい建ぺい率・容積率の制限を設ける
☑敷地を分割する時の最低限度を定める
☑建物は一戸建てでなければならない

まとめ

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建築協定は外から入ってくる人にとってはデメリットに感じることもあります。

例えば、
☑外壁の色を明るいものにしたいけど出来ない
☑敷地最大限家に使うことができず、希望する大きさの家が建てられない
などです。

自由に家を建てたいという人には不向きと言えそうです。

一方で、こうした規定がメリットになることも。

それは、あえて建築基準法より厳しい規定を適用しているので、街並みがきれいということです。ちなみに私の会社がある場所は、土地の使い道や建物の高さの制限がありますが、街全体が整然としていて統一感がある印象です。

自分たちが住む街の環境を維持するために作られた協定なので、協定の内容がこれから建てようとする家に合うのであれば好条件の土地と言えるかもしれません。

建築協定がある場所は意外と多いです。土地探しで建築協定がある土地を見つけたら、自分たちの建てたい家がその土地で実現できそうか、検討してみてください。

家づくりサポーター  續 大介

家づくりサポーター 續大介

續 大介

ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在35才。現在は主に販促企画を担当。妻と、長男(6歳)次男(3歳)の子育て中。夜中は寝相が悪い長男のキックを受け、朝はゴキゲンな次男に顔をたたかれて目覚めるのが日課。元気いっぱいだから、私の顔に引っ掻き傷もいっぱい。