こんにちは!松浦です。
家を建てるための土地探しはとても重要です。
新築戸建ての購入は人生に一度するかしないかと言われるように、土地探しも人生に一度するかしないかの経験です。
そのため、どんな土地を探せばいいか分からず、不動産業者や住宅会社にオススメされた土地を購入するお客様はとても多いです。
しかし、実際に住み始めてみると、いろんな所が見えてきて、後悔してしまったという声も少なくありません。
そこで今回は、住んでから後悔しない土地探しをするための、3つの土地探しチェックポイントをご紹介していきます。
ポイント1:費用面
土地購入も決して安いものではありませんので、少しでも安い土地があれば良いですよね。
しかし、ただ単に安い土地だからと言って飛びついてしまうと、後で問題が発生したり追加費用がかかったりして、失敗してしまうおそれがあります。
所在地の周辺の土地情報も調べて、坪単価に大きな差はないか、現地に行って下記のチェックポイントを調べても問題ないかどうか確認しておきましょう。
また、土地の費用だけではない所でお得になる場合もあります。
それは、住む地域の行政の制度です。
エリアによっては、小学生まで医療費無料など、住んでからのお得なメリットがある行政もたくさんありますので、気になる地区の自治体のホームページを確認してみることもオススメします。
ポイント2:用途地域
どんなに高性能の家を建てたとしても、日が当たらなければ、部屋が暗く重たい雰囲気になります。
冬は日光熱で室内が暖まることもないので、光熱費がかさんでしまいます。
風通しが悪ければ、梅雨時期や雨の後の湿気がずっとこもるため、家全体がカビだらけになったり、木材の傷みが早く、建物の寿命が短くなってしまう恐れも。
また、購入予定の土地周辺に商業施設があると、人の出入りが多く車や人などによる騒音問題が気になる可能性もあります。
日当たりや風通し、騒音を確認する上でポイントとなるのが“用途地域”です。
全部で12種類ありますが、各地域ごとで、建物の高さや大きさ、商業・娯楽・医療施設の建設が可能かどうかなどが決められています。
用途地域を確認することで、購入予定の土地の周辺にマンションなど、日当たり・風通しを阻害する建物が建つ可能性があるかを確認することができます。
どのような商業施設が建設可能かも用途地域でわかるので、騒音問題も事前に回避できやすくなります。
ポイント3:交通・道路条件
最寄り駅はどこなのか、徒歩でどのくらいかかるのかなどを確認しましょう。
あまり近すぎると、バスや電車の走る音や人が集まりやすい所になりますので騒音が気になってしまう可能性もありますのでご注意ください。
また、お子さんのいる家庭で気にされるのが通学区とその通学時間。
小学校・中学校の雰囲気はどうか、通学時間はかかりすぎないかなどを事前に調べておきましょう。
また、購入予定の土地に接している道路にも注目が必要です。
例えば、道路幅が狭いと対向車とすれ違う時や、駐車時、お子さんの登下校時に危険な場合があります。
その他、道路幅が狭いときに生じる問題等はコチラで詳しくまとめているのでご確認ください。
https://iesta.info/blog/tochi/4670/
まとめ
あなたの条件にあった100点満点の土地が見つかることはありません。70~80点の土地があれば良い方でしょう。
土地選びで重視することは何かをまず確認し、今回紹介した3つの条件の中で、あなたが重視したいのはどれかをまず優先順位をつけることが大切です。
あなたにとって最適な土地探しになればと思います。
なかなか土地が見つからずに困っている時は、コチラで紹介している3つのチェックポイントがありますので、ぜひご覧ください。
https://iesta.info/blog/tochi/5679/
家づくりサポーター 松浦征久