こんにちは!續(ツヅキ)です。
目標に向けて毎日コツコツ頑張った。なのに、タイミングを逃して失敗したっていう経験ありませんか?
日常生活でもよくあることかもしれませんが、実はこれって、家を建てる時に起こる可能性があることです。家を建てるタイミングを逃すと、数百万円の損をするかもしれません。なんとコツコツ頭金を貯めて準備したのに、それが消えてしまうかもしれないんです。
一体なんでそんな事態になってしまうのか…今日はそんな事態を避けるために、数百万円損をしない家づくりのタイミングをご紹介します。
金利が上がると頭金が消える
家を建てるために頭金の準備をされている方はとても多いです。
以前は「住宅ローンを組む時は、総額の20%は頭金を用意しないといけない」なんて言われる時期もあったので、割とその考えが今も根強いからかもしれません。
仮に、家の予算が3500万円だとします。頭金500万円を準備し、残りの3000万円を固定金利1%、返済期間35年でローンを借りたとします。その場合、総支払額は約3556万円です。
一方、仮に金利が2%に上がった場合の総支払額を見てみます。その額は何と約4173万円!金利が1%上がると、
4173万円―3556万円=617万円
総支払額が約617万円もアップします。せっかく頭金を500万円貯めたのに、その分が吹き飛んでしまうというわけです!
さらに、頭金を貯めている間に払う家賃もありますよね。月6万円とすると、年間で72万円です。仮に3年で頭金を貯めるとすると、家賃は216万円です。3年後金利が1%上がったとすると…617万円+216万円で合計800万円以上多くのお金がかかることになります。
800万円の予算が消えると起こること
もし800万円の予算が消えると、こんなことが起こるかもしれません。
☑学校や駅から離れた便利の悪い土地しか買えない。
☑建てたい住宅会社で建てられない。
☑希望したものより狭い土地を買うことになり、部屋数を減らさないといけない。
☑キッチンや浴などの設備のグレードを下げないといけない。
☑毎月の支払いが増えるから貯金できない
☑家を建てること自体をあきらめないといけない
…などなど。
ここに挙げただけでも、かなりのデメリットがあります。思い描く家を建てられないばかりか、貯金に回せるお金が少なくなってマイホームでの暮らしにも影響が出そうです。
まとめ
今は、まれにみる超低金利です。金利1%前後が多いですが、数年前まで2%を超えていました。つまり、今の超低金利はいつもでも続くわけではないんです。
2~3年のうちに頭金を貯めて家を建てようと思っているあなた。転勤や家族の都合などの事情がないなら、今家を建てるほうが断然オススメです。
以前は頭金がないと住宅ローンを組めないなんて言われてましたが、今はそんなことはありません。頭金がなくても住宅ローンを組んで家を買うことは可能ですよ。
家づくりは、高額な買い物です。数年後に家を建てようとお考えなら、出来るだけ早く家を建てる方が結果としてお得な家づくりになるかもしれませんよ。
家づくりサポーター 續大介