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住宅ローンの本や関連書籍を買うときに注意すべきポイントとは?

住宅ローンの本や関連書籍を買うときに注意すべきポイントとは?

こんにちは。丸本です。

「住宅ローンについて勉強しよう」と思って本を買おうとしているんなら、きっとあなたは勉強熱心で、家づくりで「失敗したくない」という思いが強いんじゃないでしょうか。

住宅ローンの解説本・関連書籍はたくさんありますが、フォーカスするポイントが違うだけで、総じて同じようなことが書いてあります。なので、自分が読みやすいと思うものを買えばOKです。

しかし、絶対に外してはいけないポイントが一つ。それは必ず「最新版」を買うことです。もっというと、できるだけその年に発行されたものを買いましょう。

住宅ローンの情勢は常に変わっている!

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例えば、2017年10月から、全期間固定金利のフラット35が団信付きにリニューアルされました。しかし、2017年10月16日現在、まだ本や電子書籍関係ではそのことは取り上げられていないでしょう。つまり、本に書いてある情報は古いんです。

本を出版するには、6ヶ月~8ヶ月ほど掛かると言われています。つまり、最新版を買ったとしても、少なくとも半年以上前の住宅ローン情勢を基にして書かれた情報ということです。

資格試験をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。例えば宅建士。もし2017年に宅建士の試験を受けるなら、参考書も2017年度版を買いますよね?法改正なんかで問題の答えが変わる可能性があるので。これと同じことです。

なので、安いからといって古本屋で数年前の本を買わないほうが賢明です。

住宅ローンについて学ぶなら、「住宅ローン」専門書籍を買うべき

住宅ローンの専門書

住宅ローンについて書かれている本には大きく分けて2種類あります。一つは住宅ローンのことだけが書かれている本(住宅ローンの専門書籍)。もう一つは家づくり全般のことが書かれている本です。

○住宅ローンについて書いてある本の種類

①住宅ローン専門書籍
②家づくり全般について書かれている本

もし住宅ローンで失敗したくないと思うなら、住宅ローン専門書籍を買いましょう。

家づくり全般のことが書かれている本が悪いわけではありませんが、カバー範囲が広すぎてどうしても項目毎の内容が浅くなります。そのため情報もあまり具体的ではなく、実践的でないことも。

『「資金計画より返済計画が大事!」とは書いてあるけど、具体的にどうしたらいいかは書いてない…』となってしまうかもしれません。

住宅ローンの本は、できれば2~3冊買って読み比べることをオススメ

住宅ローンの本を読み比べる

少し予算は掛かってしまいますが、本を買う時はできれば2~3冊買って読み比べたほうがより住宅ローンについて理解できます。

また先ほどお伝えしたように、住宅ローンの関連書籍は総じて同じようなことが書いてありますが、それぞれフォーカスしているポイントは違います。

住宅ローンの全体像を簡単に学べる本もあれば、金融機関との交渉方法等が載っている実践的な本もあったりします。

1冊あたり1000~2000円くらいなので、3000~6000円ほど費用が掛かってしまいますが、「知らなかったために余計に掛かる住宅ローン関連費用」を削減できれば、充分に費用対効果があると思います。

おすすめの組み合わせは、「初心者向けに優しく書かれている本」+「実践的なことが書いてある本」の2冊。

住宅ローンについて学ぶといっても、人に教えるわけでも、試験を受けるわけでもありません。だから本の内容を一言一句覚える必要はないんです。概要が分ければ充分です。まずは全体像を把握するために、入門書を買って読んでみてはいかがですか?

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丸本 文平

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級
2012年に人材業界から住宅会社に転職。住宅会社では主に販促企画や「知って得するお金の勉強会セミナー」の講師等を担当。家族は妻とちーちゃん(娘/1歳3ヶ月※2016年現在)の3人家族。家では主に食器洗いと娘の歯磨きを担当。仕事にかまけず日々の子育てもしっかりやってるおかげで、ママとの「ちーちゃんこっちおいで」の勝率は7割を超える(もちろんそれ以外はママには勝てない)。