こんにちは!續(ツヅキ)です。
住宅会社と打ち合わせして自分たちが建てる家のプランが決まったら、次は住宅ローン選びをする必要があります。住宅ローンを選ぶ際は、どこが一番金利が安くて支払額が少なくて済むか、という視点で検討することが多いです。
でも、金利だけで住宅ローンを選ぶと、あとから思わぬ落とし穴にはまるケースも。金利以外に事前にチェックすべきポイントについてご紹介します。
4つのチェックポイントとは?
①団体信用生命保険(団信)の保障内容
住宅ローンには、ほとんどの場合団体信用生命保険(団信)がついていて、その保険料は金利に含まれています。しかし、住宅ローンの種類によってはその保障内容に違いがあるので、事前にチェックしておきましょう。
例えば、死亡保障だけのものもあれば、ガンや心筋梗塞などの所定の疾病と診断されれば住宅ローンの支払いを免除されるものもあります。今後の健康リスクを考え、どの内容が自分に一番合うか、という視点で判断することも大事なポイントです。
②繰り上げ返済手数料
まとまったお金を一気に返済する繰り上げ返済をする場合、実は手数料がかかるケースがあるのをご存じですか?ネット銀行やフラット35の場合は手数料がかからないことが多いですが、それ以外の場合は繰り上げ返済するごとに手数料がかかることがあります。
多くの人が繰り上げ返済を利用しますが、手数料がかさむのは避けたいところ。資金計画を立てる時に、繰り上げ返済の手数料やタイミングも確認してみるといいです。
③優遇金利期間終了後の金利
3年固定や10年固定などの固定期間選択型の住宅ローンの場合、一定期間は金利が優遇され低く抑えられています。しかし、その期間が終了すると適用される金利が上がり、返済額が増えてしまいます。
チラシなどに掲載されてる返済シミュレーション例には、優遇される期間の金利で35年返済した場合の金額が掲載されていることが多くあります。自分が住宅ローンを借りる場合は、将来的に支払額がどうなるのか、事前に確認するようにしましょう。
④つなぎ融資の有無
注文住宅の場合、住宅会社に対して土地代金支払い・着工金・上棟金などのいくつかのタイミングでお金を支払う必要があります。その場合に重宝するのがつなぎ融資です。
住宅ローンは家が完成しないと融資を受けられないため、完成までの期間に必要な資金はつなぎ融資で賄うケースが多いんです。
でも、つなぎ融資はどこの金融機関でもできるわけではありません。
ネット銀行ではつなぎ融資を受けられないことが多く、その場合着工金や土地購入代金などを自分で用意するか、他の金融機関からつなぎ融資を受ける必要があります。
あとから困ることがないように、つなぎ融資をしてくれる金融機関かどうかは大事なチェックポイントです。
まとめ
住宅ローンはついつい表示されている金利で選びがちですが、金利以外に事前にチェックすべきポイントは多くあります。あとから「しまった!」とならないように、事前に確認しておきましょう。
家づくりサポーター 續大介