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注文住宅と建売住宅の諸費用を比較してみた結果

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

新築で一戸建てに住もうとすると、選択肢は2つあります。ひとつは注文住宅を建てること、そしてもう一つは建売住宅を購入することです。

注文住宅と建売住宅はいろんな面で比較されています。例えば、間取りの自由度や引っ越しまでの期間などです。

☑注文住宅の方が建売より自分の希望する間取りや仕様を実現できる
☑建売住宅は出来上がってるものを買うからすぐに引っ越せる

このように比較されてます。

上に挙げた面だけでなく、お金の面でも両者にはそれぞれ特徴があります。多くの人が人生で一度しか経験しない住宅購入。お金のことを知っておかないと、支払いが大変になって後悔するかもしれません。

今日は注文住宅と建売住宅で本体価格以外に引き渡しまでにかかる諸費用の比較についてご紹介します。

差が出るのは「住宅ローンに関する費用」

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家を購入して引き渡しを受けるまでにかかる諸費用の項目としては主に下記のようなものがあり、注文住宅でも建売住宅でもどちらもかかります。

・仲介手数料(仲介の場合のみ)
・印紙代
・登記費用
・ローン借入費用
・固定資産税、都市計画税の精算金
※1月1日時点の所有者に納税義務があるため、所有者になった日から年末までの税金を日割りで支払う。

注文・建売のどちらにしてもかかる費用ですが、実はより多くの費用がかかってしまいがちなものがあります。それが住宅ローンの借入に関する費用です。

つなぎ融資とは?

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住宅ローンの借入に関する費用は、建売よりも注文住宅の方がより多くかかってしまうことが多いです。その理由を説明しますね。

建売住宅の場合、完成したものを購入します。そのため、購入する際に住宅ローンを借り、最初に支払う手付金を差し引いた差額を住宅会社に一気に支払います。

一方、注文住宅の場合は完成したら全額支払う、というわけではなく、手付金の他に着工時・上棟時・完成時の数回に分けてお金を支払うケースが多いです。この時、まとまったお金が必要になるんですが、この時はまだ住宅ローンを借りることができないんです。

実は、住宅ローンは家が完成してからでないと融資が下りません。そのため、完成するまでに発生する支払いは自己資金を用意しておくか、つなぎ融資を利用して住宅会社にお金を支払うことになります。

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つなぎ融資とは、住宅ローン借入前に着工金や中間金などの支払いをするために借りる資金のことです。これにより支払いをすることが可能になるんですが、つなぎ融資の金利は住宅ローン金利よりも高いことがほとんど。つまり、住宅ローンに関する費用が増えてしまうということです。

借入額によりますが、手数料とつなぎ融資契約の印紙代で数十万円の費用がかかることも。注文住宅の場合は、建売よりも綿密に資金計画を立てておくことが重要になります。

資金計画はどうやって立てる?

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同じ4人家族でも、住みたい家の広さも違いますし、購入する家の金額も違います。資金計画はそれぞれの家族によって同じものはまずありません。だから、資金計画の相談は住宅会社の担当者に相談してみるのがおススメです。

注文住宅・建売住宅の場合でいつどれくらいの資金が必要で、総額がどれくらいになるのかを計算してくれます。それを基に自分にあった住宅がどちらになのか検討してみてください。

なお、住宅ローンは返済方法によって総額に数百万円差が出ることがあります。資金計画は事前にしっかり検討しておきましょう。

p.s.ちなみに、家を建てる建てないに関わらず人生でいつ、どれだけのお金がかかるかはあらかじめ知っておくべきです。自分自身のライフプランに合わせて、人生でどれだけのお金が必要になるのか事前に把握しておきましょう。

家づくりサポーター  續 大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。