こんにちは。家づくりサポーターの永江です。
つい4時間前の話。僕の会社では、毎朝自分たちで掃除しています。会社の中だけじゃないんですよ。外も掃除しているんです。
今日は僕が外の掃除当番でした。まずは会社の敷地内を見ていきます。「よし、ゴミ無し!」。次は敷地を囲む道路をぐるっと一周して見回ります。ココが大問題でした。一歩、二歩、三歩と進むと、タバコの吸い殻。一歩、二歩、三歩と進むと、タバコの空き箱。次はペットボトル。今度は空き缶…
少し歩いては立ち止り、ゴミを拾うの繰り返し。あまりのポイ捨ての多さに、もう「なんじゃこりゃ!」って感じですよ。正直自分たちの会社の周りを汚されるのは気持ちの良いものではありません。朝からブルーな気分になってしまいました。
汚い建築現場ってどうなの?
住宅業界にいると、気になるのは自分の身の回りのことだけではありません。通りがかりの建築現場のゴミとかもついつい気になってしまうんです。職業病ですね(笑)
今では整理整頓が徹底され、きれいな現場が当たり前になっています。でも中にはたまーに汚い現場ってあるんですよね。そんな現場を見ると、同じ業界の人間として、とても残念な気持ちになってしまいます。お施主さんが見たらイヤだろうなって。現場をきれいに保つことは、お施主さんに対する最低限のエチケットですからね。
でも汚い現場が起こす問題は、実はそれだけじゃありません。
問題①ご近所さんの評判にかかわる
ご近所さんは工事の過程をよーく見てます。家の建築現場が汚いのは、もちろんお施主さんのせいじゃありません。でもご近所さんは、「そんな適当な会社を選んだお施主さん」という判断をするかもしれません。工事中にご近所さんに何か迷惑でもかけようものなら、住み始めた瞬間からご近所関係は最悪ですよね…
問題②仕事に対する姿勢が悪い可能性大
さっきも言ったように、今ではほぼ全ての会社で現場の整理整頓が徹底されています。にも関わらず、現場が汚い。これは現場監督の徹底が足りていなかったり、そもそも現場監督が気にしていなかったり。実際に施工する業者さんも「これくらいしとけば問題ないだろう」という軽い気持ちで考えている場合が多いんです。整理整頓なんて子どもでも出来ます。そんなことも出来ない人に、あなたの家づくりを任せられますか?
問題③最悪の場合、事故が起こるかも…
工事現場には危険がつきもの。汚い現場、特にモノが散乱してる現場では、事故が起こる確率が高まります。何かの拍子でつまづいたり、物が上から落ちてきたり。もしあなたの家で事故が起きていたら…その後も気持ち良く住めますか?
建築現場は誰にでも分かる会社選びポイント
現場が整理整頓されているかは、その会社の仕事ぶりを映す鏡とも言います。建築現場を見て「柱の太さが○○」とか「断熱材が○○」とか言われても、なかなか普通の人には判断がつかないものです。それを見てわかるのは、業界の人か、めちゃくちゃ家づくりを勉強した人だけ。
でも、建築現場がキレイかどうかは、誰でも、すぐに、見ただけで分かりますよね。もしあなたにこの先、気になる住宅会社が見つかった時は、ぜひ建築現場の整理整頓をチェックしてみてください。