こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
女性なら誰しもがオシャレなキッチンに憧れますよね。「雑誌に出てくるようなオシャレなキッチンにしたい!」と思ったら、まず思い浮かぶのが『アイランドキッチン』。
でも実際にはアイランドキッチンってどうなの?使い勝手は?色々と疑問が出てくると思います。
そこで今回はアイランドキッチンのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
そもそもアイランドキッチンってどういうの?
アイランドキッチンはこの写真のように(ちょっと分かりにくいですかね汗)、「アイランド=島」という名前の通り、キッチンと壁が接していないキッチンのことです。
では、そんなアイランドキッチンにはどのようなメリットとデメリットがあるんでしょうか?詳しく見てみましょう。
開放感がある
対面キッチンは、どれも開放感があることに違いはありませんが、中でもこのアイランドキッチンの開放感は別格です。
上下左右に視線を遮るものが何もないので、キッチンで料理をしながらTVを見れたり、お子さんが遊ぶ様子を眺めたりできるのが大きなポイントですね。
周遊性のある動線
アイランドキッチンは、壁と接していないので、キッチンの周りをクルクルと周ることができる動線も魅力です。料理を運んだり、食器を片づけたり、最短距離で移動できるので使い勝手はやはり良いです。
また、奥さんと旦那さんがキッチンですれ違うときも、通常のキッチンであれば、脇を通り抜ける必要があります。しかしアイランドキッチンであれば、邪魔にならない方向から進めるので、ぶつかる心配も減りますよね。
オシャレな空間
アイランドキッチンは「魅せるキッチン」として作られている部分も大きいので、どのメーカーのキッチンでも基本的にオシャレに作られています。
自分の好きなデザイン、雰囲気のアイランドキッチンを探して、それを住宅メーカーに要望してみるのもいいかもしれませんね。
アイランドキッチンのデメリットは?
ここまでは良いことばっかりに聞こえるアイランドキッチン。では反対にデメリットについて見てみましょう。
手元が丸見えに
上下左右で遮るものが何も無い。このメリットの裏返しで、手元が全て丸見えになってしまうのがデメリットの一つ目です。
キッチンはついつい色んなものが増えてしまいがち。せっかくオシャレなキッチンを取り入れても、ごちゃごちゃしたキッチンになってしまえば台無しです。いつでも整理整頓を心がける必要がありますね。
ニオイなどが広がりやすい
これも壁がないために起きる問題ですよね。油はねも部屋に飛び散りやすくなってしまいます。コンロの前に透明の油はねガードを設置したり、パワーの強い換気扇を設置したりする必要があります。
価格が高い
アイランドキッチンの一番のデメリットは、価格が高いこと。アイランドキッチンに憧れていても、最終的には価格と折り合いがつかず、泣く泣くあきらめてしまう人も多いそう。
通常のキッチンの1.5倍~2倍くらいと考えておいていいでしょう。
最後に
せっかく通常のキッチンの倍近い価格でアイランドキッチンを取り入れるなら「失敗した!」って思いたくないですよね。
オシャレなキッチンはただの憧れだけではありませんか?いつでもキッチンをキレイに片づけておけますか?
もし少しでも「片付け面倒かも」と思われたなら、アイランドキッチンはやめておいた方が無難かもしれません。勢いだけで買ってしまうと後悔してしまいますよ。
アイランドキッチンを検討されているなら、もう一度よく「憧れ」か「実用性」のどっちが大切か考えてみてください。
それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝