こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
これ、ステキな写真だと思いませんか?屋上におしゃれなダイニングセットを持ち込んで、家族そろって優雅な夕食を楽しむ。夏だったら、この屋上でバーベキューなんてのも良さそうですね。
でも、屋上って実際どうなの?必要なの?という声もよく聞きます。
ということで、今回は『屋上のある家』のメリット・デメリットをご紹介していきます。
屋上のある家のメリット
☑狭い敷地を有効に活用できる
都会によくある狭い敷地。庭を作りたいと思ってても、駐車場をとったら、とてもじゃないけど庭なんて作れない…
こんな時には『屋上』が便利です。澄み渡る青空、満点の星空のもとで、楽しい時間を過ごすことができます。
☑プライバシーが守られる
もし普通に広い庭をつくれても…通行人や近所の目線って気になりませんか?
庭でバーベキューしたり、気ままに本を読んでくつろいだりするなど、庭を十分に使い切ることは実は難しいのかもしれません。その点、屋上であれば、外からの視線は気になりません。もし覗かれるとしても、2階より高いところに住んでる人たちだけです。
こんな風に、庭とは一味違ったプライバシーの守られた空間も屋上の魅力ですよね。
☑こどもが思いっきり遊べる
もし庭を作れたとしても、お子さんがそこで遊べば、道路に飛び出してしまう危険性とはいつも隣合わせ。キッチンで料理してても、気になってちょくちょく様子を見に行かないといけません。
様子を見に行っている間に、料理が焦げていたりしたら…。イヤになっちゃいますよね。
屋上を作っておけば、お子さんやペットが思いっきり遊んでも、外に飛び出す心配はありません。お子さんがノビノビと安全に遊べる環境作りにも、屋上は向いてるんです。
屋上のある家のデメリット
☑管理の手間がかかる
庭だったら雨が降っても、地面にしみ込んでいきますよね。でも屋上はそうもいきません。その代わりに雨どいで水を排水します。
でもこの雨どい。放置しておくと葉っぱやチリ、ほこりなどで詰まってしまうことがあるんです。詰まってしまうと雨が流れていかずに、屋上が水浸しに。
そうならないためにも、定期的な雨どいの掃除が必要になる点がデメリットと言えます。
☑コストが割高に
屋上をつくるのをためらうのは、やっぱりコスト面の心配がありますよね。
コストが普通より割高になってしまう理由として、屋上にあがる階段を作らなければいけないこと、また雨が降っても雨漏れしない防水加工を施したりと、いくつか挙げられます。
具体的に、いくら高くなるかは建築会社によって様々ですので、気になる方は直接担当者に問い合わせてみるといいかもしれません。
まとめ
コストがどうしても高くなりがちな屋上のある家。でも個人的には、敷地の広さがとれないなら屋上を作る価値は十分にあると思います。やっぱりお子さんが、家でノビノビと遊べる環境ってすごく大事ですからね。
ここまでご紹介したように、屋上を設置するのはメリットもデメリットもあります。この記事を参考に、あなたにとって本当に屋上が必要なのかを考えていただければ幸いです。
それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝