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一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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性能が高い家を建てるためのチェックポイントとは?

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

「どうせ家を建てるなら性能のいい家を建てたい」

おそらくこれから家を建てようとする人の多くが思うことだと思います。でも、外からただ見ただけではその家が性能のいい家なのかどうかはわかりませんよね。

家の性能は快適に暮らせるかどうかの分かれ道にもなりますし、光熱費の額も変わり経済的な影響もあります。

性能はこれからの住宅選びの大きなポイントになるので、家の性能を判断する基準って知っておきたいですよね?

実は、住宅の性能を知るために役に立つのが数値。その家がいい家なのかどうか見極めるための数値がいくつかあるんです。数字なので、客観的にその家がいい家なのか判断することも可能です。

今日は家の性能を判断する基準についてご紹介します。

性能を測る2つの数値

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車の性能を表す基準が燃費であることと同じように、住宅の場合は下記の数値で性能を表します。代表的な数値として、2つあります。

①Q値
Q値とは、熱損失係数のことを言います。

住宅には熱の出入り口が5か所あります。それは、外壁。窓、天井・屋根、換気、床です。夏は、外の熱い空気の影響を室内に受けます。また、冷房で涼しくした室内の空気も外へ逃げていきます。

逆に冬は冷たい外の空気が室内に伝わり、暖房で暖めた空気は外へ逃げて行ってしまいます。その熱損失量を示すものがQ値です。

Q値は数値が小さければ小さいほど保断熱性能が高く、熱が逃げにくいということを示します。逆に数値の高い家は外部の熱の影響を受けやすく、より高い光熱費がかかってしまいます。

②UA値
UA値とは、外皮平均熱貫流率のことを言います。

熱損失量の合計を、建物の外皮面積で割って計算します。なんだか難しい言葉が並びますが、Q値と同じく数値が低い方が断熱性能の高い家になります。

最近では、Q値よりもUA値のほうを住宅の断熱性能評価の数値として使うことが増えてきたようです。

次世代の住宅の断熱性能は、Q値=2.7、UA値=0.87(熊本の場合)が一つの基準となります。

難しい数値よりもわかりやすい基準は?

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ちょっと難しい数値の話をしてしまいましたが、性能のいい家を建てる住宅会社を選ぶための基準もあります。それが、ZEH(ゼッチ)の家を建てることができる住宅会社かどうか」という点です。

実は、上に挙げた基準以外に国がさらに厳しい断熱性能基準を示しています。それがZEH(ゼッチ)基準です。熊本の場合、UA値は0.6以下が基準となります。(次世代住宅基準:UA値=0.87)

家を建てるときに、ZEHビルダーとして登録した住宅会社で家を建てると、国から補助金が出ます。国としても、高い性能の省エネ住宅を推進しようという意図があるからです。

ZEHは、一定水準以上の技術力・施工力を持つ会社でないと対応できません。性能にこだわって家を建てようとする場合は、住宅会社を選ぶ際の基準として、ZEHビルダーかどうかは大きなチェックポイントです。

まとめ

今日は、住宅の性能を知る基準としてQ値とUA値の2つの基準があるということ、また性能のいい家を建てるならZEHビルダーがおすすめであることをご紹介しました。

今後、住み心地だけでなく温暖化対策などの観点からも、住宅には高い断熱性能が求められるようになります。今は義務ではない基準も、いずれは義務化されるかもしれません。

万が一、将来的に家を手放すとなった時にも、性能の高い家のほうが高い資産価値が見込まれます。

これから住宅会社選びをするなら、まずは次世代の住宅性能基準をクリアしているか、次にZEHの家を建てることができる会社かどうかを確認してみてくださいね。

家づくりサポーター 續大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。