こんにちは!續(ツヅキ)です。
私の仕事はこうしてパソコンに向かうデスクワークが多いですが、たまには住宅展示場や完成見学会に応援に入ることもあります。
先日、久しぶりに完成見学会に行ってふと気付いたことがひとつ。家族そろって来場される方が多いですが、中にはご夫婦のご主人だけとか、奥様だけで来場というケースもありました。
お仕事の都合とかもあるのでなかなかご夫婦揃っての来場って難しいですよね?でも、モデルハウスや完成見学会にはできればご夫婦一緒に来場されることをおススメします。
「要はあとから振り返りやすいように2人以上で行けばいいんでしょ?じゃあ私(妻)と妹でもOKね」
もしかしたらこう思われたかもしれませんが、2人で行けばいいというわけじゃありません。夫婦(男女)で行くことが大事なんです。今日はモデルハウスに夫婦で行った方がいい3つの理由をご紹介します。
3つの理由とは?
実は男女の脳には違いがあって、同じものを見ていても男女で見ているポイントが全く違っていたり、見たものから受ける印象が全く違っていることがよくあります。
私も妻と買い物に行くと思い当たる節がいっぱい(笑)同じものを見てるはずなのにこうも違うのか…といつも衝撃を受けます。でも、こうした違いは家づくりを進めるためにモデルハウスを見る時は役立つものです。
①お互いが見ていないポイントをカバーできる
同じモデルハウスに行っても、見ているポイントは男女で違います。女性が重視しているのはキッチンやリビングなどの日常生活で使用する部分。
それに加え、カーテンや壁紙など、インテリアを中心に見られる場合が多いです。実際に家事で自分が使うことを想定してチェックされているようです。
一方男性が見ているポイントは構造や家の性能、セキュリティなど。男性が一家の大黒柱であることが多いので、家族が安心して暮らせる環境があるかどうかをチェックされてます。
夫婦でこれだけ見ているポイントが違えば、よりいろんな角度から物件を見ることができますね。
②予算が明確になりやすい
家づくりは数千万円単位の大きな買い物。そのお金の説明を聞く際も、男女で理解の仕方が違います。
例えば、
男性に対しては、
「合計で○○円節約できます」
女性に対しては、
「毎月○○円節約できます」
このように説明の仕方を変えると、スッキリ伝わる場合が多いんです。男女で2つの視点に立ってお金のことを考えるので、より予算が明確になり具体的な資金計画も立てやすくなります。
反対に、男性に対して毎月の節約額を説明したり、女性に対して総額の節約額を説明しても「ふーんそうなんだ」で終わってしまうことも。
お金の返済計画は、男女の視点の違いを生かすことがポイントです。長いスパンでの住居費割合の計算は男性が、月々のローン返済の負担割合については女性が向いています。
③新しい方向性が開ける
夫婦で家づくりについて意見を出し合ってる時、ついつい意見がぶつかってしまうことはありませんか?
例えば、
ご主人:「書斎が欲しい」
奥様:「そんなスペースあるなら収納にしたい」
といったケース。
夫婦間でこんな話になった場合、意見がぶつかるだけで結局結論は出ませんよね?モデルハウスでは、住宅会社の担当者がご夫婦両方の意見を聞いて、第三者的な視点でどういう家づくりが最適かアドバイスしてくれます。
お互いの意見がぶつかってばかりだったところに、新たな方向性が示され家づくりが一歩進むきっかけになることも。これもモデルハウスに夫婦そろって行くべき理由の一つです。
まとめ
モデルハウスに夫婦で行くべき3つの理由を振り返ってみます。
①お互いが見てないポイントをカバーできる
②予算が明確になりやすい
③家づくりの新しい方向性が開ける
ご夫婦のうちどちらかが欠けると、家づくりがなかなか進まないかもしれません。モデルハウス見学はぜひ夫婦一緒に行ってみるようにしましょう。
家づくりサポーター 續大介