こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
今日は家を建てたる際には必ず必要になる『火災保険』についてのお話しです。
賃貸でも、契約する時に加入させられますよね。それと同じで、一戸建てを購入する際にも、火災保険の加入は必須です(もちろん義務ではないのですが)。
一戸建ての場合、火災保険料もなかなか馬鹿にならない金額です。そんな中で、少しでも火災保険料を安くしたいなら、あることを知っておく必要があります。
今日は、そんなお話しです。
火災保険料は、家の構造によって違う!
火災保険料は、家の構造によって算定の仕方が異なります。
要するに「燃えやすい家」なのか、「燃えにくい家」なのかで保険料が変わってくるんですね。
具体的には、まずは下の図を見てください。
火災保険料に関わる家の構造は、「M構造」「T構造」「H構造」の3つに分けられます。
M構造はマンションなどの共同住宅の話なので、「T構造」と「H構造」が一戸建てに関わるところですね。
結論から言えば、T構造にすると火災保険料が抑えられることになります。
T構造に該当するのは、コンクリートやレンガ、鉄骨などで作られた家です。燃えにくい材料を使っているんですね。
かたや木造住宅は、基本的にはH構造に分類されるので、火災保険料が高くなってしまいます。
木造住宅なら、省令準耐火にしよう!
木造住宅は基本的にはH構造になりますが、例外もあります。それが『省令準耐火』にした場合です。
省令準耐火建物とは、「外部からの延焼防止」「各室防火」「他室への延焼遅延」の対策がなされた住宅と認められたものです。
この省令準耐火の基準を満たした木造住宅であれば、T構造と認定されることができるんですね。
なので木造住宅でお考えの場合は、この省令準耐火にすれば、火災保険料を安く抑えることができます。
まとめ
いかがでしたか?
一戸建ての火災保険料を抑えるためには、家の構造をT構造にする必要があります。
鉄筋やコンクリートなどの燃えにくい素材で出来た家、もしくは木造でも省令準耐火仕様にした家。
こんな家を建てると、火災保険料を安く抑えることができますよ!
それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝