こんにちは!家づくりサポーターの永江です。
あなたは、新しく家を建てて引っ越すとしたら、何月がいいですか?
☑新しい年度までに引っ越したい
☑小学校入学前に引っ越したい
こういった、お子さんの幼稚園や学校のからみもあって、家の引き渡しが1番多いのは3月なんです。
では、3月までに引っ越したいという希望がある場合、どういったスケジュールで家づくりを進めていけば間に合うのでしょう。
今回は、家づくりのスケジュールについてお伝えしていきます。
もちろん、3月以外でも○月までに引っ越したいという希望のある方にも役立つ内容ですよ。
スケジュールを逆算して考えてみよう
3月までに引っ越したい場合、まずはスケジュールを逆算してみることが大事です。
家づくりの大まかな流れは、こんな感じ。
住宅会社選び(契約)→打合せ→着工→引き渡し
それぞれが、どれくらいの期間がかかるのかを逆算していくと、スケジュールが組めますよね。
引き渡しはいつまでに?
もし3月末のギリギリに引き渡しが終わったら?
引っ越しの準備などの含めると、バタバタのスケジュールになりますし、不測の事態も考えられます。ですので、3月末ギリギリはオススメできません。
余裕を持って、3月頭までには引き渡しを終わらせておくと良いでしょう。
工事期間はどれくらいかかる?
では次に工事期間はどれくらいかかるのでしょうか。
木造2階建ての家の場合、3ヶ月~4カ月が一般的な工事期間です。
でも、これはあくまで一般的な話。
二世帯住宅などの広い家であれば、もちろん工期は長くなります。工務店さんによっては、半年以上かかるところもあります。
反対に、大手ハウスメーカーさんのプレハブ系住宅は、2~3ヶ月程度と木造より早く仕上げてきます。
要するに、どんな家を建てるかで、工事の期間も変わってくるんですね。
ここでは一応、工事期間は3ヶ月としておきます。そうすると3月頭に間に合うように逆算すると・・・
12月の頭には着工しておくと3月頭に間に合うようなスケジュールになってきます。
打合せ期間は?
次は打合せにかかる期間を見ていきましょう。
これも大体3ヶ月くらいが平均的です。注文住宅では、週に1回の打合せで10回前後の打合せ回数といったところです。
もちろん、間取りや内装にこだわりの強い方や、二世帯住宅で意見が多い場合などは、もう少し長くかかる可能性があります。
反対に規格住宅で間取りに関する打合せが不要だったり、こだわりが少ない方は期間が短くなることもあります。
その人それぞれではありますが、一般的な打合せ期間の3ヶ月で考えると・・・
12月頭に着工するためには、9月頭から打合せをスタートできるといいでしょう。
いつまでに会社を決める?
最後に、いつまでに住宅会社を決めればいいのかということです。
でも、実はこれが一番難しい・・・1ヶ月で決める人もいれば、1年、2年と決めかねている人もいます。
個人的には、あまり長くても疲れてしまうだけだし、短すぎるもの準備不足になる可能性があるので、3ヶ月から半年くらいが一つの目安かなと思っています。
あまり長すぎると、疲れてしまうだけでなく、色んな会社から話を聞きすぎて、どこがどこだか分からなくなります。それが余計に決めかねてしまう原因になるんですよね。
反対に短すぎると、家づくりに対する予備知識がないので、自分に合った会社・合わない会社の判断が難しくなります。
家づくりのお勉強に3ヶ月、実際の会社選び期間を3ヶ月として、半年のスケジュールで考えると・・・
9月頭から打合せをスタートさせるためには、3月から住宅会社選びを始めて8月までに契約しないといけませんね。
まとめ
いかがでしたか?
一般的なスケジュールでいくと、3月に引っ越すためには、その前の年の3月から家づくりをコツコツ進めないといけません。
もちろん、人それぞれで、建てる家によっても、期間は違います。大事なのは、ちゃんと余裕をもって進めることです。
3月に間に合わせたいがために、打合せの期間を無理に削ろうとすると、住み始めてから「なんか違った・・・」となってしまう可能性大です。
工期を削ろうとして、プレハブ系のメーカーしか選べなかったなんてのも、勿体ない話です。
選んだ会社にも「3月までに引っ越したい」という希望をしっかり伝えた上で、余裕をもって計画を進めていってくださいね。
それでは、また。
家づくりサポーター 永江弘輝