こんにちは!續(ツヅキ)です。
何か高い買い物をするときって、ひとりではなく誰かについてきてもらうことってありませんか?例えば、車を買うときなど。私の周囲に、買い替えを検討中の時に同僚に一緒についてきてもらった、という人がいました。
高い買い物ほど、見落としがないように複数人で検討するのが安心ですよね。
車と同じで、住宅展示場に行く場合も、複数人で行くことをおススメします。仕事の都合等で、たまにご夫婦のうちどちらか片方だけで来場、ということもあるかもしれませんが、ひとりではなく夫婦2人で展示場を見て判断するべきなんです。
今日は夫婦2人で展示場を見に行くべき理由についてご紹介します。
男女の違いがポイントに
実は男女の脳には大きな違いがあって、同じものを見ていても男女で見ているポイントが全く違っていたり、見たものから受ける印象が全く違っていることがよくあります。
私も家に帰って妻といる時間を振り返ると、思い当たる節がいっぱい(笑)。同じものを見てるはずなのにこうも違うのか…といつも衝撃を受けます。でも、こうした男女の違いは住宅展示場を見る際にはとても役に立ちます。
ポイント①お互いに見えてない部分をカバーできる
展示場の同じモデルハウスの案内を受けても、見ているポイントや重視している点は男女で違います。
女性が重視していることが多いのは、日常生活で使用するキッチンやリビングなどの部分だと言われています。また、カーテンや壁紙など、実際に自分が生活する際によく接する部分を見られる傾向があります。
一方、男性が見ているポイントは構造や家の性能、セキュリティなどの場合が多いです。家族が安心して暮らせる環境かどうかが重要なポイントのようです。
夫婦それぞれの視点で、様々な角度からモデルハウスをチェックできますね。
ポイント②返済計画が立てやすい
実は、家づくりのお金の説明を聞く際も、男女の違いが生きてきます。
例えば、
男性に対しては、
「合計で○○円節約できます」
女性に対しては、
「毎月○○円節約できます」
このように説明の仕方を変えると、スッキリ伝わる場合が多いんです。男女で2つの視点に立ってお金のことを考えるので、より予算が明確になり具体的な資金計画も立てやすくなります。
住宅ローンの名義人はご主人のことが多く、「全体でいくら払うのか」という点を重視されるようです。一方、奥様は毎月の家計をやりくりされるので、毎月の支払いを気にされることが多いようです。
無理のない住宅ローンの返済計画作りは、男女の視点の違いを生かすことがポイントです。長いスパンでの住宅ローン割合の計算は男性が、月々のローン返済の負担割合については女性が向いています。
ポイント③家づくりが進むきっかけになるかも
夫婦で家づくりについて意見を出し合ってる時、ついつい意見がぶつかってしまうのって、よくあることなんです。
例えば、
ご主人:「狭くてもいいから自分だけの趣味の部屋が欲しい」
奥様:「そんなことより収納を増やしたい」
といったケース。
夫婦間でこんな話になった場合、意見がぶつかるだけで結局結論は出ませんよね?住宅展示場では、住宅会社の担当者がご夫婦両方の意見を聞いて、第三者的な視点でどういう家づくりが最適かアドバイスしてくれます。
夫婦2人で話してても、意見がぶつかるだけでなかなか話は進みません。第三者のアドバイスを受けてみると、家づくりが進むきっかけになるかもしれませんよ。
まとめ
今日は、住宅展示場に夫婦2人で行くべき理由についてご紹介しました。ポイントは以下の3つです。
①お互いに見えてない部分をカバーできる
②返済計画が立てやすい
③家づくりが進むきっかけになるかも
家づくりを進める判断は、夫婦どちらか一人では難しい場合がほとんどです。住宅展示場はぜひ2人で見に行きましょう。
家づくりサポーター 續大介