こんにちは!續(ツヅキ)です。
準備万端だったのに、いざという時にその準備の成果がフイになってしまった、という経験はありませんか?
家づくりでは、事前の準備や勉強が大事だとよく言われます。 「3年以内には家を建てたいなあ」と考えながら頭金を貯めたり、建てたい住宅会社や住みたい場所を決める方は多いです。でも実は、準備が整っていざ家を建てようとした時、建てられない場合があるんです。
一体どんなケースだと思いますか?今日は頭金を準備したのに家を建てられないケースについてご紹介します。
住宅ローンは健康でないと借りられない
家が建てられないケースというのは、住宅ローンが借りられないケースのことです。 住宅ローンを借りるときの審査項目にはいくつか種類があって、 例えば現在の年齢、年収、勤続年数などが挙げられます。それらと並んで重要なのが健康状態です。
多くの金融機関では、住宅ローンを借りる場合の条件に「団体信用生命保険(団信)に入ること」を挙げています。 団信とは、もしも住宅ローンを借りている人が返済途中で亡くなったり、大きな病気をしてローンの返済ができなくなったときに、その本人に代わって保険でローンの返済をしてくれるというものです。
団信は、命にかかわるような大きな病気をしたことがある人は、基本的に加入できません。生命保険も重い病気をした人は入れないケースがありますが、それと同じです。
一部、団信なしで借りられる住宅ローンもありますが、健康な人と比べると借りられる商品の選択肢は少なくなります。 また、団信に入れなければローンと同額の死亡保障がついた生命保険に加入することが条件になる場合があります。
どちらにしても、住宅ローンを借りるハードルは上がります。
誰も将来の健康を保証できない
家を建てようと準備をしていても、いざそのタイミングになった時に大きな病気をしてしまえば、ローンを借りることができず家を建てられない可能性が出てきます。
たとえ頭金を300万円貯めていたとしても、ローンを借りることができなかったり、保証料の高いローンを組まざるを得なくなるケースも出てきます。
一般的には、年齢が上がるほど生活習慣病など大きな病気のリスクは上がります。 もし、あなたが今健康で家づくりの計画があるのなら、出来るだけ早く計画を進めることをおススメします。
どんなに頭金を貯めて準備をしていても、健康じゃないと家づくりを進めることはできません。健康であることは一番のメリットといえそうです。
※大きな病気をした人が一律ローンを借りられないというわけではありません。住宅会社の担当者に一度相談してみてください。
家づくりサポーター 續 大介