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断熱材だけじゃない!部屋の温度を快適に保つためのポイントとは?

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こんにちは!續(ツヅキ)です。

7月に入っていよいよ梅雨明け。夏本番ですね。毎日熱中症に注意って言われていますから、あまり外出せずに家の中で過ごすという方も多いようです。

エアコンを1日中つけていると快適ですが、一方で気になるのが電気代。断熱性能のいい家だと電気代がかからないとよく言われますが、家の断熱性能を左右するのは一体何だと思いますか?

一番に頭に浮かぶのは「断熱材」だと思います。確かに、性能のいい断熱材を使うと外の空気の影響を受けにくく、少ないエアコンの力でも家の中を快適な温度に保つことができます。

でも実は、他にも家の断熱で大事なものがあります。それは「窓」です。どんなに性能のいい断熱材を使っていても、窓の断熱性能が低いと断熱性能がいい家とは言えません。電気代だって多くかかってしまいます。

今日は家で快適に過ごすための窓の断熱性能についてご紹介します。

サッシは外気の影響を受けやすい

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住宅の熱の出入り口は5つあります。その5つとは外壁・屋根・屋根・床・換気・窓です。その中で、冬場の熱の半分が逃げるといわれているのが窓なんです。

窓は「ガラス」と「枠」とでできていますが、どちらの断熱も重要。冬に窓や窓枠に水滴がついてびっしょり濡れているのを見たことはありませんか?実はあれって、断熱性能の低さが原因なんです。

日本の家の多くで使われているアルミサッシは、さびに強く安いため、大量に生産され多くの家で使用されることになりました。一見優れもののように見えますが、熱が伝わりやすく断熱性能が低いというのがデメリット。

外の冷たい空気がアルミサッシを伝って室内に入ってくるため、エアコンを入れてもなかなか涼しくならない、暖かくならないという原因なんです。もちろん、冬の結露の原因でもあります。

そんなアルミの欠点を補うため、最近ではアルミと樹脂を混ぜ合わせた複合サッシを取り入れるところも出てきました。アルミよりも熱が伝わりにくいのが特徴です。また、値段は少し高くなりますが、樹脂のみのサッシというものもあります。この場合、複合サッシよりも高い断熱性能が期待できます。

ガラスの断熱性能も大事

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上でサッシのお話をしましたが、それだけではなくてもちろん窓の断熱性能も大事です。ガラスはもともと熱を伝えやすい性質。そのため、これまで一般的に使用されてきた一枚板のガラスは外の熱を伝えやすい性質なんです。

そのため、最近の新築住宅ではペアガラを採用して熱を伝えにくくするケースがほとんどです。そうすることで外の空気を伝わりにくくし、結露だって大幅に軽減することが可能に。ペアガラスの間にアルゴンガスを入れて断熱効果を高めているものも登場しています。

あとから交換は難しい

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断熱性能が高いガラスは、値段も少し高めです。
だから、

「最初は費用を抑えたいし、あとから交換してもいいや」

なんて思われるかもしれません。

でも実は、あとから交換するというのは困難な作業です。その理由は、窓には断熱以外に防水という役割もあり、隙間をふさいで雨水が入らないようにする工事がとても難しいからです。だから、出来るだけ最初に窓は性能のいいものを採用することをおススメします。

まとめ

今日は窓の断熱についてご紹介しました。断熱材だけでなく、サッシやガラスの断熱性能によってエアコンの効き具合も変わってきますし、電気代だって変わってきます。逆に言えば、どんなにいい断熱材を使っていてもサッシやガラスの断念つ性能が低いと家の中の快適性が失われてしまいます。

家づくりを考える際は、窓の性能も事前に確認するようにしてみましょう。

家づくりサポーター  續 大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。