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地盤改良が必要なケースは意外と多い。知っておきたい注意点とは?

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こんにちは!續です。

「100件中38件が該当」

あなたはこの数字が何だかわかりますか?実はこれ、地盤調査の結果地盤改良が必要と判断された土地の件数なんです。意外と多いと思いませんか?地盤が弱い土地の場合、そのまま家を建ててしまうと地震などの家が傾いてしまったりする可能性も。そうなるとせっかく建てた家なのに住むことができなくなってしまいます。

改良工事と言っても、数百万円単位のものから数十万円で済むものまで工事の種類はいくつかあります。地盤改良の必要度に応じて選択することになるんです。意外と必要なことが多い地盤改良。今日は地盤改良方法や注意したいポイントをご紹介します。

地盤改良の前に…地盤調査は必須

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地盤の強度を調べ、地盤改良が必要かどうか判断する調査が「地盤調査」。これは、土地を購入し家を建てる前に必ず実施するものとされています。以前は地盤調査をせずに家を建てることもあったようですが、そこに建てられた建物が傾いたりするケースが多々あったようです。そのため、現在では地盤調査は必須となっています。

地盤調査では、地面が建物を支える強さ=地耐力を調べます。さらに、その土地が埋立地なのか盛り土をしているのかなどを調べたり、液状化や地盤沈下の可能性がないかなどを調べます。そうした情報を取りまとめた上で、地盤改良が必要かどうか判断することになるんです。地盤調査の費用は3~7万円が目安と言われています。

地盤改良の方法

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①基礎仕様の変更

基礎の配筋を見直したり、布基礎をベタ基礎に変更したりして強度を上げる方法です。費用の目安は15~45万円と言われています。

②表層改良工法
セメントで地表周辺を固める工法で、地表から弱い地盤までが2m以内の場合に採用される工法です。地面の表面を削り、建物の下の土にコンクリートなどを混ぜて強度を上げます。費用は10~50万円くらいです。

③柱状改良工法
地盤が弱い地層に直接穴をあけ、そこにコンクリートを流し込んで柱を作り強度を上げる方法です。地表から弱い地盤までが2~8mの場合に採用されます。費用は40~150万円くらいです。

④鋼管杭打ち工法
鋼管で地中から建物を支える工法です。地中深くまで掘らないと強固な地盤が現れない場合に採用されるもので、地中30mまでの地盤強化が可能です。費用は100~300万円と、上記の工法の中では一番高額になります。

地盤改良を依頼する時の注意点は?

基本的に、地盤調査をする会社と地盤改良をする会社は同じです。このように、地盤改良にかかる費用は決して安いものではありません。家は一生に一度の買い物ですし、調査結果や地盤改良の工法などについて業者任せにせず自分自身でもしっかり把握しておきましょう。特に下記の2点をしっかり確認してください。

・工事内容をしっかり説明してもらう。
・工事完了の報告書をもらう

地盤改良が必要になるケースもありますが、対策としての工法もいくつか存在します。せっかくいい家ができても、土台が揺らいでしまえば幸せな暮らしも一変してしまうので、、業者と綿密に打ち合わせをして進めましょう。

家づくりサポーター 續大介

續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。