こんにちは!續(ツヅキ)です。
最近、家を購入する選択肢として、新築の注文住宅や建売住宅を買う以外の方法もよく耳にします。それが、中古住宅を購入してリノベーションするという方法です。
子育て世代の比較的若い人にも選ばれているリノベーション。今後人口減少に伴って全国で空き家が増えるのに伴い、住宅を購入する手段としてリノベーションは増加していくことが予想されます。
しかし、身近な選択肢になりつつあるリノベーションには、新築の場合と違って注意すべきことがあります。今日は中古住宅を買ってリノベーションする前に知っておきたいメリットとデメリットについてご紹介します。
中古住宅+リノベーションのメリット
①新築より建築費用を安く抑えられる場合が多い
リノベーションの場合、既存建物の基礎や柱などの構造は補強して活用します。そのため、新たに建物を建てる新築と比べて費用が安く抑えられる場合が多いです。
大きさやこだわり具合にもよりますが、新築と比べて半分程度の費用で済む場合もあります。費用が抑えられて予算が浮けば、家具やインテリアのこだわりを実現することもできますし、太陽光パネルや蓄電池を設置することも可能になります。
② 物件選びの選択肢が増える
「○○エリアで土地を探してるけどなかなか出ない」
「土地探しをしている間にもう3年たってしまった…」
こんな話って実はよく聞く話です。
土地探しをして新築を建てようとすると、土地探しが進まない場合がありますが、中古物件なら売りに出ているというケースがあります。土地情報が出にくい人気エリアにも物件が出る可能性があり、物件選びの選択肢の幅が広がります。
③完成後の暮らしをイメージしやすい
中古住宅をリノベーションする場合、もともとの建物があるのでリノベーションした後の暮らしをイメージしやすくなります。既存の建物のいいところを生かした家づくりを行うことができます。
中古住宅+リノベーションのデメリットとは?
①工事を始めた後で想定外の追加費用が掛かる場合がある
壁を剥がして行う大規模なリノベーション工事の場合、解体してみて初めて想定外のダメージが見つかることがあります。見た目には状態が良さそうでも、柱や給排水設備が劣化している場合があるからです。その場合、当初から追加で費用が掛かる場合があるので注意が必要です。
②新築と比べると自由度が制限される
新築と違い、既存の基礎や構造を活かすので、自由度は限られてしまいます。例えば、取り除くことができない柱があると、間取りが制限されます。
まとめ
今日は中古住宅を購入してリノベーションする場合のメリットとデメリットについてご紹介しました。使えるものは使おうというのは大事な考え方ですし、これからリノベーションは今よりもっと一般的になると思います。
ただし、新築にもリノベーションにもそれぞれ違った特徴があるため、一概にリノベーションがおすすめというわけではありません。
自分のこれからの暮らしにどっちのほうが合っているか、という点で検討することが大事です。これから住まいを検討されるなら、リノベーションという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
家づくりサポーター 續大介