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実家を建て替えて二世帯住宅を建てる場合のポイントとは?

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最近、実家を建て替え2世帯住宅を建てて、親との同居を検討する方が増えています。理由は主に以下のようなものです。

☑親の介護が必要になった
☑子どもが生まれたので、いつも家に誰かがいる環境で子育てしたい

親子それぞれが安心感を持って暮らせるのが、二世帯住宅のメリットの一つです。さらに、子世帯からすると、新たに別の場所に住む場合と比べ、土地代がかからず新居を手に入れることができるという点で経済的なメリットもありますよね。

でも実は、二世帯住宅を建てる際は、単世帯で家を建てる場合と違って注意したい点があるんです。代表的なのは距離感ですが、それだけではありません。今日はそのポイントについて、ご紹介します。

間取り編

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①共有部分のスペースの割合をどうするか?
二世帯住宅を建てる場合、ポイントとなるのが共有スペースの割合です。「一緒に住むには程よい距離感が必要だ」とよく言われますが、それぞれの家族に合った距離感を保たないと、二世帯の同居は失敗してしまう可能性があります。

特に、共有する部分で気を付けたいのが「水回り」です。例えば、キッチンが共有の場合、親世帯と子世帯では食事をする時間帯が違うとトラブルになることも。

子世帯が夜遅くに仕事を終えて帰って食事をしようとすると、すでに食事を終え就寝中の親世帯にかなり気を遣うことになるかもしれません。料理で水道を使う音などが気になるからです。

家でリラックスしたい…と思っても、なかなかそうできずストレスが溜まってしまう可能性も。同様のことはお風呂が共有の場合も言えます。

程よい距離感を保つ対策は?
二世帯住宅で、どんなタイプにしようか迷ったときにヒントになるのが、それぞれの世帯の生活時間帯です。もし生活時間帯が親世帯と一緒なら共有スペースを広く取っても問題は起きにくくなります。

でも、もし生活時間帯が違うのなら、下記のような対策をおススメします。

☑完全分離型の二世帯住宅を検討する
☑子世帯用にミニキッチンを取り入れる
☑共有のお風呂とは別に、子世帯用のシャワー室を設ける

生活時間帯が全く異なる場合は、完全分離型の二世帯住宅を検討してみましょう。ただし、ネックになるのがそのスペース確保と費用。水回りをすべて2つずつ確保しようとすると、スペースの確保も大編ですし、百万円単位でお金もかかります。

ミニキッチンやシャワー室であれば、費用を抑えながらもお互いに過度に気を遣わないでいい距離感を保つことができます。

■資金編

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お金の面でも気を付けたいポイントの代表的なものとして、生活費の費用負担の割合を決めておく、ということが挙げられます。でも、実はお金に関して大事なポイントがほかにもあるんです。

二世帯住宅は名義に要注意
新築一戸建てを新たに購入する場合と違い、実家建替だからこそのお金の注意点があります。もし子世帯が実家建替の費用は出すが、名義は親のままという場合に、110万円以上建築費用を負担すると、親に贈与したとみなされ贈与税を課されます。

例えば、建築費用2500万円の場合、贈与税非課税枠の110万円を差し引いた2390万円が贈与税の対象となります。

対策
それを避けるためには、あらかじめ名義を子にしておく必要があります。一つは親から実家を購入する方法。築年数がある程度古い建物であれば、評価額も安くなっています。安くなった金額で買い取る形になります。

二つ目は親から贈与してもらう方法です。この場合も贈与税がかかってしまいますが、古い家であれば建物の価値が下がっているため、非課税になるか課税されたとしても安く済ませることができます。

名義を子にしておくと、住宅ローン控除を利用でき、税制上の優遇措置の恩恵を受けられます。

まとめ

いかがでしたか?

実家を建て替えて二世帯住宅を建てて親と同居する場合のポイントについてご紹介しました。二世帯が同居する場合、そこに住む人数も多くなりがちで各人の意見調整が必要だったり、お金の面でも贈与が絡むので新築一戸建ての購入に比べやや複雑な内容も多いです。

でも、二世帯同居のメリットをきちんと知れば、税制の優遇措置を受けることができお得に快適な生活を始めることができます。二世帯住宅は専門的な知識が必要ですので、ぜひ専門の担当者に一度ご相談してみることをお勧めします。

家づくりサポーター  續 大介

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續 大介

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級。2016年に住宅会社に転職。現在36才。主に販促企画を担当。妻と、長男(7歳)次男(4歳)の子育て中。やんちゃ盛りの息子たちと毎日にぎやかな毎日を過ごす。