こんにちは!續(ツヅキ)です。
家を買おうと思ったきっかけにはいろいろありますが、その一つでよく聞くのが「持ち家があれば老後も安心だから」というもの。賃貸に住み続けると高齢になってからも家賃を支払い続ける必要がありますが、持ち家ならその心配がないからです。
でも、単に家を建てれば老後も安心かというと、そうではありません。老後も安心して暮らせる家には、ある3つの条件があります。その条件を満たしていない場合、老後に思わぬ出費を強いられたり、万が一の時に売りに出しても希望する値段で売れない場合も。
老後も安心して暮らせる家の条件とはいったいどんな条件なのかご紹介していきます。
3つの条件とは?
ここでいう老後も安心な家とは、長く住んでも資産価値が下がらない家のことを指します。資産価値が下がらない家に必要な条件を3つご紹介します。
①耐久性・耐震性があること
日本は地震がとても多く、建物の耐震性・耐久性は資産価値を決める前提になります。現在は建築基準法のもと一定の耐震性能を確保することが義務付けられているため、基本的には新築の家であれば法定の耐震性能を有しています。
でも、中古の場合は現在の耐震性能を満たしていないものもあるので注意が必要です。新築と合わせて中古物件のリフォームやリノベーションを検討中であれば、耐震性能が基準を満たしているか、営業担当者に確認してみてください。
②時代に影響されないデザイン性と高い性能
家族の事情等により将来的に家を売却しないといけない、という事態になる可能性は誰にでもあります。仮に売却となった場合、デザインはあまりに個性的なものだと資産価値が低くなりがちです。
なぜかというと、個性的であればあるほど買い手が付きにくく、安い金額で売買されやすいからです。そのため、資産価値を下げないためには流行り廃りに影響されにくいデザインであることが大事になってきます。
また、家の性能でポイントとなるのが、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家であるということ。家の中で快適な温度で暮らせると、住む人の健康にもプラスになります。
③メンテナンス費用が抑えられること
どんな家でも、メンテナンスを全くせずに数十年住み続けるということはほぼ不可能です。長く住むには、適切なメンテナンスを実施していくことが大事です。
でも、大規模なメンテナンス工事を頻繁にやっていたのではお金もかかって大変…。仕事をリタイヤした後に、多額の支払いをするとなると、安心して住むことはできませんよね?
それを防ぐため、耐久性の高い建材を使ったり、デザインにこだわりすぎず一般的に使用されていて交換しやすい素材を採用するなどの工夫をしておくとメンテナンス費用を抑えることにつながります。
まとめ
いかがでしたか?マイホームで老後も安心して暮らすには、資産価値が下がりにくいデザインや性能であることと、家を建てた後の費用を抑えることが大事です。
これから家づくりを検討するなら、ぜひ上に挙げた3つをの条件を検討してみてくださいね。
家づくりサポーター 續 大介