こんにちは!續(ツヅキ)です。
もう9月に入りましたね。いつもの年の9月と言えば、暑さもひと段落し朝夕は少し過ごしやすくなる季節。でも今年はまだまだ残暑が続きそうとのこと。今このブログを書いている本社のフロアも、エアコンがガンガン効いてます。
今年の夏は「危険な暑さだから外出を控えるように」というアナウンスを何度も聞きましたが、実は屋外だけではなく室内の暑さも健康に害を及ぼすってご存知ですか?家の中だから安心…と思っていても、実は暑さが体に深刻なダメージを与えているケースも…。
今日は家の中の暑さがからだに与えるダメージとその対処法についてご紹介します。
家の中に潜む危険
熱中症は大半が屋外で起こると思われがちですが、実はそうではありません。総務省消防庁のデータによると、平成29年度の熱中症の発生場所の37%が家の中なんです。つまり、家の中には熱中症の危険が潜んでいるということです。
家の中での発生場所は、就寝中というケースも。なぜかというと就寝中って温度管理が難しいからです。水分補給をしないまま寝汗をかいてしまえば、脱水症状につながることも。その結果、気づかぬうちに熱中症になっていることもあります。
夏の睡眠不足がからだに与えるダメージ
熱帯夜で就寝中に室温が高くなると、夜中に何度も目が覚めてしまうことも。熱中症にはならなくても、そうした浅い眠りを繰り返すこと睡眠不足になってしまいからだには確実にダメージとなります。
睡眠不足が続くと起こるダメージには、例えばこんなものが。
☑日中からだがだるい
☑食欲がない
☑集中力がなくなる
睡眠不足が続くと、仕事や家事の効率も落ちるし、様々なデメリットがあります。
全館空調の家で解決
こうしたからだへのダメージを避けるために、最近では全館空調システムを導入している住宅会社もあります。
通常は各部屋に後付けでエアコンを設置しますが、そうではなくて廊下や脱衣所など部屋以外の部分もまとめて温度をコントロールするのが全館空調です。家の大きさにもよりますが、1台~複数台のエアコンで家全体を空調するものが多いようです。
基本的に24時間つけっぱなしの空調なので、就寝中も同じ温度で快適に眠ることができるため、熱中症のリスクを軽減できますし、快適に眠れるので睡眠不足で日中からだがだるい…なんてこともなくなります。
でも、24時間つけっぱなしと聞くと、やはり気になるのが光熱費。以前は光熱費がどうしても高くなりがちでしたが、最近では通常のエアコンを使用するのと同等以下の光熱費で全館空調が可能な会社も出てきています。
全館空調を導入している会社はまだまだ少ないですが、どんどん性能がよくなっています。これから家を建てようとするなら導入を検討してみてはいかがでしょうか。
家づくりサポーター 續大介