住宅用の土地は大きくは「市街地の土地」と「分譲地」に分けられます。その具体的な違いをご存知ですか?本日はそれぞれのメリット・デメリットを比較します。
市街地の土地のメリット・デメリット
「市街地の土地」:一般的には「市街地にあって周りに家が建っている1区画だけの土地」という意味で使われます。
市街地の土地には、元々建物が建っていた更地(整地されたもの)、もしくはまだ建物(上物)が残っているものなど様々な形態のもの等、種類は色々です。
土地の形も整形地、変形地、旗竿地など物件によって様々。
メリットとしては、街の中心部にも物件があるということ。分譲地はどうしても郊外が多くなりますからね。そのため、街の中心から車で10分くらい等、地域の中でも特に利便性の高い場所に住みたい場合、売土地を探すことになります。
デメリットは地域によるので一概には言えません。ただ、色んな世代が集まるのと、すでにコミュニティが出来上がっている場所に新参者として入っていくので、良くも悪くも目立ちます。それに対してあなたがそれをどう感じるかです。
分譲地のメリット・デメリット
「分譲地」:家を建てることを目的とした土地のことです。土地を大体1区画あたり60坪くらいに分けて販売しています(1区画の広さは分譲地によります)。区画数は小さいもので2区画から、大きいものなら100区画以上の分譲地も。
メリットとしては同じくらいの年代家族が比較的近いタイミングで入居するのでコミュニティが築きやすくなります。デメリットとしては、建築条件付の場合が多く、住宅会社を自由に選べない場合が多いということです。
結局のところは何を優先するかによるので、その条件を元に決めてください。利便性、コミュニティ、価格、広さ、日当たり、地域等々。
まずは自分たちの希望(条件)をまとめて、探し始めたほうが効率よく探せると思います。