こんにちは!松浦です。
新築一戸建てを購入する時には、土地や住宅メーカー、仕様や設備など選ぶものがたくさんありますよね。
意外と重要視されていない選択肢が「住宅ローン選び」。
住宅金融支援機構が民間住宅ローンを利用してマイホームを購入された人を対象にした調査結果です。
住宅購入者のローンの選び方は?
○住宅ローン選択時に参考にした媒体等○
「住宅/販売事業者」…31.0%
「インターネット」…16.3%
「金融機関」…12.6%
「クチコミ」…9.0%(資料:住宅金融支援機構『2017年民間住宅ローン利用者の実態調査』より)
このように、約3割以上の住宅購入者は、業者さんの言われるとおりに選択しています。
業者さんのオススメする住宅ローンが本当にいい場合もあれば、そうでない時もあります。
その選択肢を誤ってしまうと、住宅ローンを多く支払うことになってしまいます。
そこで今回は住宅ローンの選択肢の1つである「固定金利」と「変動金利」のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
固定金利と変動金利のメリット・デメリット
「固定金利」について
固定金利のメリット
・月々の支払い額が一定
・金利上昇に伴う支払いの増加はない
・将来のライフプランの予測がしやすい
固定金利のデメリット
・金利が高めに設定される
・金利が上昇または変動しない場合、変動金利より高い金利での支払いとなる。
「変動金利」について
変動金利には「変動型」と「固定期間選択型」の2種類あります。
「変動型」は5年ごとに金利が変更になり、「固定期間選択型」は金利変更のタイミングを3年・5年・10年で選択できます。
変動金利のメリット
・金利が低めに設定されている
・「125%ルール」が適応されるので、急激に金利が上昇しても現在の月々の支払いから125%以上支払いが増加する事はない(「変動型)のみ)
・金利が上昇しなければ、ずっと低金利での支払いとなる
変動金利のデメリット
・月々の支払い額が5年に一度変わる
・金利上昇に伴い支払い額も上昇する
・将来のライフプランが予測しにくい
結局「固定」と「変動」はどちらがいいのか?
固定と変動の選択方法はお客様次第で様々ですので、一概に「どっちがいい」とは言えません。
もし、誤った選択をした場合も、借り換えをすることは可能です。
借り換えについての詳しい内容はこちら
→https://iesta.info/blog/money/6434/
住宅ローンは一度借りることで満足せず、定期的に金利や支払い額をチェックし、必要であれば借り換えをするなどをして、より負担の少ない住宅ローンの支払い計画をすすめていただければと思います。
家づくりサポーター 松浦征久