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【家にかかる税金】月々の支出を圧迫する「固定資産税」

こんにちは!松浦です。

住宅にかかる費用は大きく分けて「土地代」「建物代」「諸費用」の3つ。これらは住宅購入時にまとめて住宅ローンとして借入して、毎月支払いしていくことになります。

住宅ローンは毎月の支払いがだいたい分かるので、家計の支出部分の検討もつけることができます。

しかし、住宅購入後に、ぽっと現れる支出もあるのです。これらの支出は住宅ローンには含まれていませんので、月々の支払いと別途で支出が増えることに、、、。

このように月々の家計を圧迫させる支出の多くは税金関係です。その1つに「固定資産税」が挙げられます。

今回は固定資産税に注目してみましょう。

固定資産税とは~課税のタイミングと支払い時期~

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課税されるタイミングは「毎年1月1日」。この日に土地または家屋の所有者が対象者となります。

課税の請求が来るのは5月頃。支払いは分割で回数は各市町村によって異なります(熊本市は4回、合志市は8回)。

自動車税なども5月頃に請求されるので、「税徴収の魔の5月」と言われるように、5月の出費が多くなるので注意です。

課税額はいくらくらいなのか?

住宅ローンを3000万円借りた時の期間別の返済額シュミレーション

 

 

課税額は市町村や、土地、建物によって計算方法が変わってくるので、「これ!」といった金額を明記することができません。

平均すると、一回当たりの支払いは1~1.5万円程度の場合が多いようです。

新築から年月が経ち、家の評価額が下がると、固定資産税も下がってきます。

新築住宅購入者に嬉しい「減税措置」

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新築住宅の場合は、「減税措置」をとられ、新築後3年間は建物(120㎡/戸)にかかる固定資産税が1/2になります。

建物だけに適用される制度なので、土地には適用外となります。

リフォームなど行うと課税額はどうなるの?

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住み続けると、部屋が足りない、カーポートを設置したいなど、追加工事が必要となる場合があります。

カーポートなどの外構工事に関しては、課税対象となりません。しかし、ガレージなど建物に付随しているものであれば、課税対象となってしまいます。

増築した場合も課税対象となります。例え申請・登記していなくても、調査員が定期的に点検していますので、発見された時点で課税対象となります。

まとめ

住宅ローンを検討する最適なタイミングはいつ?買う家を決める前?決めた後?

 

 

いかがでしたでしょうか?

家にかかる税金、家計を圧迫するかもしれない支出のうち、「固定資産税」についてご紹介しました。

今回のことで気をつけてほしいことは、住宅ローンを組んだからといって、「月々の支払いはこのくらいだ」と思わないでほしいです。

固定資産税のように、後からぽっと出てくる支出があることを忘れないようにしましょう。固定資産税以外にもかかってくる支出は他にもありますのでしっかり確認しましょう。

家づくりサポーター 松浦征久
松浦

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松浦 征久

熊本県天草市生まれ。長崎大学経済学部卒。通称「まっつぁん」。日頃は録画したTVを観ながら、SNSチェックやゲーム、読書、家事などをこなす暇が嫌いな多忙不器用人間。TVはドラマやアニメ、バラエティ、経済番組など週に30 チャンネルほど録画しているので残りの録画容量が心配でハラハラする日々。基本ツッコミ役だが、たまにボケると安定して“スベリ芸”を発動。低確率で必殺技“カミカミ芸”や“言いまつがい”が発動し大逆転することも。