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土地を買って注文住宅を建てるときの正しい資金計画の組み方とは?

土地を買って注文住宅を建てるときの正しい資金計画の組み方とは?

こんにちは。丸本です。

土地を買って注文住宅を建てるときの正しい資金計画の組み方をご存知ですか?なぜこういう質問をするかというと、順番を間違えている人がけっこう多いからなんです。

この順番を間違えてしまうと、どうなると思いますか?最悪の場合、住宅ローンが原因で家計が破綻してしまうかもしれません。そうならないためにも、土地から買って家を建てるときの正しい資金計画の組み方を知っておきましょう。

具体的には、こんな↓↓悩みをお持ちの方に役立つと思います。

○注文住宅の予算の決めたいけど、具体的に何から始めればいいか分からない。

○返済負担率は「25~30%以内が理想」って雑誌で読んだけど、じゃあ自分の予算はいくらになるのか分からない。

○ネットの記事に「予算を掛けすぎると家計破たんの原因に!」とか書いてあって不安…

○家を建てようと思って土地物件や住宅メーカーのモデルハウスに行こうと思ってるけど、それで大丈夫…?

間違った注文住宅の資金計画の組み方

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まずは多くの人がやってしまっている、間違った資金計画の組み方から見ていきましょう。具体的には、下記の流れになります。

○間違った資金計画の流れ

①土地を決定する(土地予算の決定)

②建物の予算を決定

③住宅ローンを借りる銀行を決める

④住宅ローンの支払期間や返済方法等を決定

⑤住宅ローンの借入金額を決定

⑥月々の住宅ローンの支払い額を確認

⑦ライフプランニングを作成し、生活費がいくら位残っているかを計算

一見すると普通の流れに見えますが、実はこの組み方では失敗する可能性が一気に上がります。なぜかというと、全体予算の把握が最後になってしまっているからです。

まず土地を決めて住宅会社を選んで、住宅ローンをどの銀行から借りるか決める、最後に全体の資金計画を立てる。この手順で行うと、「知らない間に住居費に費用を掛けすぎて、毎月の家計がマイナスになってしまった…」などといったことも起きてしまいます。

正しい注文住宅の資金計画の組み方

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では、どうすれば「予算を掛けすぎて家計がマイナスになってしまう…」という事態を防げると思いますか?実は間違った手順を逆にすれば正しい手順になります。

具体的には下記の流れです。

○正しい資金計画の流れ

①ライフプランニングを作成し、生活費がいくら位残っているかを計算

②月々の住宅ローンの支払い額を確認

③住宅ローンの借入金額を決定

④住宅ローンの支払期間や返済方法等を決定

⑤住宅ローンを借りる銀行を決める

⑥建物の予算を決定

⑦土地を決定する(土地予算の決定)

ここで何よりも重要なことは、最初にライフプランニングを作って、「家づくりに掛けてよい費用はいくらまでか」を理解しておくことです。

「最初に建物の間取りプランを決めて、そのあとにライフプランニングをしてみたら最初の間取りプランどおりの家は建てられないことが分かった…。」となったらそこに至るまで使った時間も無駄になるだけです。また、何より気持ちが落ち込んで家づくりを進められなくなります。

このようになることがないように、最初にご自身の収入から家づくりにいくらの費用掛けてよいかを頭に入れておきましょう!掛けてもよい金額が分かったら、その範囲内で家づくりを行ってください。そうすれば、「家は建てたけど家計は火の車…」という状態を避けられますよ。

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丸本 文平

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級
2012年に人材業界から住宅会社に転職。住宅会社では主に販促企画や「知って得するお金の勉強会セミナー」の講師等を担当。家族は妻とちーちゃん(娘/1歳3ヶ月※2016年現在)の3人家族。家では主に食器洗いと娘の歯磨きを担当。仕事にかまけず日々の子育てもしっかりやってるおかげで、ママとの「ちーちゃんこっちおいで」の勝率は7割を超える(もちろんそれ以外はママには勝てない)。