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家づくりに失敗しないためのブログ

一生に一度の家づくりで失敗しないために必要な知識や判断知識が身についていくお役立ちブログ。自分たちが建てたい家が見えてくる。

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【要注意!】住宅会社の予算の設定や支払い計算はデタラメだ!

こんにちは!松浦です。

住宅を購入して後悔した坂本さんの話。

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住宅購入のきっかけは、2人目の子供が生まれ、住んでいた1LDKの賃貸が手狭になったため。家族4人で住むために3LDKの家を建てました。土地や建物には満足の坂本さんですが、月々の支払いが思ったよりも負担、、、。昔は毎年恒例だった旅行も、今では近くの温泉旅館や少し豪華な食事会など経費をなるべく控えるようになりました。

住宅購入は家族にとって喜ばしいことなのに、気がつけば悲しい日常生活を招く事態。坂本さん家族の後悔の原因は住宅会社の営業さんの何気ない一言でした。

「大丈夫です!心配いりませんよ」心配そうな坂本さんに言った営業さんの言葉です。坂本さんは、夫婦合計の年収(世帯年収)が400万円ほどなので、土地と家を購入できるのか、購入できたとしてもちゃんと支払いができるのか、が心配で営業さんに相談しました。すると、その営業さんはその場で計算してくれました。それでも坂本さんは心配そうだったので、営業さんは「本当に借りれるか“仮審査”してみませんか?」と提案。坂本さんは少しでも安心したいという思いで仮審査をしました。

すると、希望通りの金額より少し減額となってしまいましたが、十分家を建てれる額で返事がきました。それを確認した営業さんは、「良かったですね。この額だったら、希望通りのエリアの土地に家を建てることができますよ」と言われました。坂本さんもようやく安心して家づくりを進めていきました。そして、無事に家が完成してから後悔してしまうことに、、、。

営業さんとの意思疎通はしっかりと

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以上が坂本さんの話です。あなたは坂本さんと営業さんの話にズレがあったことに気づきましたか?ポイントは「支払いができるか」です。坂本さんの場合は、無理なく支払いができるかどうかを心配していました。

また、毎年恒例の旅行が続けられるかも重要な点です。一方営業さんは、坂本さんの家族旅行のことなど露も知りません。営業さんが“大丈夫”と言ったのは、ローンの借入額と年収の情報だけで「土地と建物代」をちゃんと払えますよ、という意味。このように意味の捉え違いというのはよくありますのでご注意ください。

住宅を購入するための予算や支払いをしっかりするために

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もうひとつ、住宅を購入する時に不安要素の1つである「支払い」について。やはり、これまでご来場されたお客様の大半の方から、「支払いを上手くやっていけるか心配」「途中で払えなくなったりしないかな」といった悩みが、、、。住宅会社の営業さんが「大丈夫!」というだけではとても危険です。

そもそも住宅会社の営業さんは家を売るのが仕事です。当然、建物には責任を持っています。しかし、あなたの家計についてははっきり言うと関係が薄く、責任も「あなたの問題」と投げられるのがオチです。支払いシュミレーションをしてくれる営業さんも「希望通りのローンを借りることができます」という確認程度のもの。

でも、あなたにとって住宅を購入する上で一番知りたいことは「この先ずっと完済までちゃんと支払いできるのか?」ではないでしょうか?その安心感を手に入れる方法は「ファイナンシャルプランニング(FP)を受けること」です。FPとは“将来のライフステージの変化に伴う家計状況を予測し、それに対して備えること”。ライフステージとは結婚、出産、転勤、老後、不慮の病気など人生で起こりうる出来事のことです。

もしあなたが住宅購入をお考えで、支払いなど資金面に少しでも不安をお持ちであれば、住みたい土地や建物を探す前にまずはFPを受けることを強くオススメします。FPを受けることで、ちゃんと支払いができる安心感を得るだけではなく、“ゆとりある返済が可能か”“子育てや教育、老後資金は確保できるか?”など資金面の様々な疑問も解決できます。もちろん、ちゃんと完済できる予算額も把握できるので、土地・建物探しなどもスムーズに進めることができますよ。

弊社の場合は、提携しているFPプランナーさんがいるので、担当になった営業さんに「FPを受けたいんですけど、、、」と一言伝えて頂けるとご対応します。

家づくりサポーター 松浦征久

松浦

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松浦 征久

熊本県天草市生まれ。長崎大学経済学部卒。通称「まっつぁん」。日頃は録画したTVを観ながら、SNSチェックやゲーム、読書、家事などをこなす暇が嫌いな多忙不器用人間。TVはドラマやアニメ、バラエティ、経済番組など週に30 チャンネルほど録画しているので残りの録画容量が心配でハラハラする日々。基本ツッコミ役だが、たまにボケると安定して“スベリ芸”を発動。低確率で必殺技“カミカミ芸”や“言いまつがい”が発動し大逆転することも。